ターボリナックスは30日、PCに接続してLinux環境を利用できるマルチメディアプレーヤー「wizpy」用のアプリケーション開発キットを公開した。同社が運営するwebサイト「wizpy Club」でダウンロード可能。 wizpyは単体ではメディアプレーヤーとして使えるほか、PCに接続するとブートデバイスとして使用できる。wizpyはソフト一式や設定がOSごと本体に記録されているため、どのPCでも自分の設定したOS環境を利用できる。使用したPCに情報を残さないセキュリティ性の高さも注目だろう。 今回発表されたキットは、wizpy OS用アプリケーションの開発や任意のアプリケーションをwizpy OS用への変換を行うための開発ツール。PDF形式の技術手順書もセットでダウンロードできる。 同社は今後、wizpyアプリケーションコンテストを開催し、wizpy OS対応アプリケーションの拡充をはかっていく予定だという。