2007 YouTube Video Awardsの結果が発表 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

2007 YouTube Video Awardsの結果が発表

ブロードバンド その他
 米YouTubeは26日(米国時間)、2006年に同社が運営する動画投稿サイト「YouTube」上に投稿されたオリジナル動画の中から優れたものを表彰する「2007 YouTube Video Awards」の受賞者を発表した。

 「Most Creative」部門に選ばれたのは、シカゴ発のバンド・OK Goのミュージッククリップ「Here It Goes Again」。ランニングマシンを効果的に使ったリズミカルなダンスが注目を集め、YouTube上であ1300万PVを記録したほか、グラミー賞「Best Short-Form Music Video」賞も受賞している。

 「Most Inspirational」部門では、オーストラリア・シドニーの街角で道行く人の中で望む人すべてに抱擁をするという一人の男性が始めた運動を追ったショートドキュメンタリー「Free Hugs」が選ばれた。この運動は大きな反響を呼び、全世界で独自に「free hugs」運動を始める動きが見られるなど広がりを見せている。

 「Best Series」部門を受賞したのは、ロサンゼルスのお笑い芸人、ケント・ニコラスとダグラス・サリーヌが扮する忍者が「殺しちゃうぞ!」との決め台詞とともに読者からのメールにおもしろおかしく回答(時には殺しも)する「Ask a Ninja」。

 「Best Comedy」部門は、YouTube上で常にトップ2のPVを記録し続けていた、アンソニー・パディラとイアン・ヘコックスの「Smosh」。「ストランデッド島」に暮らすボサボサ頭の大学生を一躍スターに押し上げたコメディだ。

 「Best Music」部門は、ロサンゼルスのシンガーソングライター、テラ・ナオミの透明感のある声と自信に満ちあふれたアコースティックギターの演奏が光る「Say It's Possible」。2006年2月に彼女のアパートで収録されたこの作品をきっかけに、彼女はロンドンのIsland Recordsの契約を勝ち取るにいたった。

 「Best Commentary」部門に選ばれたのは、半裸のカナダ人男性が半狂乱で脈絡のない一人語りを続ける「Hotness Prevails / Worst Video Ever」。

 「Most Adorable Video」部門に選ばれたのは、Dony Permediが高校時代の友人、ティム・カッセルとともに修士号論文として制作したアニメ作品「Kiwi!」。飛ぶことを夢見る飛べない鳥、キーウィの物語は、ほろ苦いエンディングを迎えるもののそこから発信されるメッセージは希望に満ちあふれている。600万PVを記録したYouTube上でもっとも人気が高いアニメーション作品のひとつだ。
《富永ジュン》
【注目の記事】[PR]

特集

page top