22日から25日までの4日間にわたり開催された「東京国際アニメフェア2007」で、メディアファクトリーは25日、人気アニメ「一騎当千Dragon Destiny」のインターネットラジオ番組「一騎当千DDR〜ドラゴンディスティニーラジオ〜」の公開録音を、10時半から30分間行った。 当日は朝から東京は豪雨という劣悪な条件にもかかわらず、特設会場は数百名が駆けつけて満員という人気ぶり。椅子に座れずフェンスの外から鑑賞している人たちも多数いた。 「一騎当千Dragon Destiny」は、ワニブックスの月刊マンガ誌ComicGUMに連載中の塩崎雄二氏の美少女系格闘コミック。少々エッチな内容と、三国志の英傑たちの魂を受け継いだ高校生たちが覇を競い合うという設定が特徴だ。つまり、主人公の孫策伯符ほか、登場人物がみな三国志の登場人物と同じ名前になっているのだ。アニメは前作「一騎当千」の続編で、CS局やUHF局でこの4月から放映がスタートする予定となっている。 そして今回公開録音が行われた「一騎当千DDR〜ドラゴンディスティニーラジオ〜」だが、こちらは当作品の主人公で南陽学園2年生の孫策伯符役の浅野真澄さんと、成都学園3年生の関羽雲長役の生天目仁美（なばためひとみ）さんがパーソナリティーを務める番組となっている。今回はスペシャルということで、ゲストパーソナリティーも加えて、アニメフェアが行われた東京ビッグサイトの特設会場で公開収録が行われた。ただし、残念ながら出演予定だった浅野さんは急遽参加できず、レギュラーの生天目さんと、ゲストパーソナリティーの茅原実里さん（成都学園1年生の張飛益徳役）、門脇舞以さん（成都学園中等部1年生の諸葛亮孔明役）の3人で進行となった。 熱烈な男性ファンが大勢詰めかけ客席のパワーに後押しされつつ、番組はにぎやかに進行。第7回の放送で、浅野さんと菜畑目さんは今回のイベントでお客さんが5人ぐらいしかいなかったら「進行を無視して、その場でグチり始めるよ（笑）」などと冗談を言っていたが、会場の人数と熱さには驚いていたようである。後半には、オープニングテーマ「HEART＆SOUL」を歌う雁行真依さんも登場し、1曲だけのミニライブを実施。最後は、声優3人それぞれが4月からの放映を期待してほしいと述べ、決めぜりふで会場と一体となり終了となった。当日会場に足を運べなかった方は、番組公開をお楽しみに。
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