シマンテックと日本ネットワーク・アプライアンスが共同で電子メールアーカイビングソリューションを提案 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

シマンテックと日本ネットワーク・アプライアンスが共同で電子メールアーカイビングソリューションを提案

エンタープライズ その他
 株式会社シマンテックと日本ネットワーク・アプライアンス株式会社は3月9日、両社共同で電子メールアーカイビングソリューションを提案していくことを発表した。
  •  株式会社シマンテックと日本ネットワーク・アプライアンス株式会社は3月9日、両社共同で電子メールアーカイビングソリューションを提案していくことを発表した。
  • 「Enterprise Vault」でメールアーカイブから全文検索
  •  株式会社シマンテックと日本ネットワーク・アプライアンス株式会社は3月9日、両社共同で電子メールアーカイビングソリューションを提案していくことを発表した。
  • 「Discorery Accelerator」を使ったより詳細な検索
 株式会社シマンテックと日本ネットワーク・アプライアンス株式会社は3月9日、両社共同で電子メールアーカイビングソリューションを提案していくことを発表、本日説明会を行った。両社は以前よりストレージとネットワーク管理に関して開発協力などのコラボレーションを行っている。

 今回両社が発表した電子メールアーカイビングソリューションの根幹となるのはシマンテックの「Enterprise Vault」、そして日本ネットワーク・アプライアンスの「NetAppストレージ」という2つの製品だ。

 まずシマンテック プロダクトマーケティング部 リージョナルプロダクトマーケティングマネージャー堀江徹氏が「企業内のIT統制の基幹として電子メールの重要性が増している」と前提した上で「Enterprise Vault」の機能について解説を行った。

 「Enterprise Vault」は電子メールをはじめとする様々な情報の保存、管理、検索・監査を行うコンテンツアーカイブソリューション。マイクロソフトの「Exchange Server 2007」などと連携し、すべてのメールデータや添付ファイルなどをポリシーに従ってストレージに自動アーカイブする。アーカイブされたデータにはインデックスが付加され、ブラウザから自由に検索を行うことができる。

 また「Discorery Accelerator」を使うと複合検索や期間、サイズなどによる検索などの高度な検索を行ったり、検索結果をマーキングして効率的にメールのレビューをすることが可能になる。

 「電子メールのアーカイブはユーザーのメールボックスから消去されても残るので、不正な情報が出入りしていないか、コンペティターと秘匿情報をやりとりしていないか、内容が改ざんされていないかなどといったことを細かくチェックできる」(堀江氏)。訴訟問題発生時の証拠としての利用や、監査対象としての情報など、コンプライアンス、法令順守において貴重な戦力となるだろう。

 一方日本ネットワーク・アプライアンス株式会社 マーケティング本部 プロダクトマーケティング担当シニアマネージャー安部恵史氏は「ストレージに信頼性がなければ電子メールの管理や検索は十分に行うことができない」と語り、「NetAppストレージ」について解説した。

 データを記録する「NetAppストレージ」は、長年の実績に裏打ちされた高速性、信頼性、柔軟性を誇り、「Enterprise Vault」と連携することによってより高いパフォーマンスが期待できる。さらに「NetApp SnapLock」という独自機能を使い、アーカイブデータをWORM(Write Once Read Many)ストレージと呼ばれる読み出しのみ可能で消去や上書きのできない領域に保存することにより、データの改ざんや消失を防ぐとともに、コンプライアンスや情報開示要求にも素早く対応できる。データの保持期間を指定することも可能だ。

 ミラーリングやRAID-DP、テープバックアップといった、多様で高機能なデータ保全環境も提供される。

 両社では今後もパートナーシップを継続し、将来にわたる安定した信頼性を確保したいとのことだ。
《田口和裕》
【注目の記事】[PR]

特集

page top