ドコモ、携帯電話が絡んだ有害コンテンツや犯罪から子どもを守る安全教室を実施 | RBB TODAY
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ドコモ、携帯電話が絡んだ有害コンテンツや犯罪から子どもを守る安全教室を実施

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 NTTドコモは22日、2007年度の「ケータイ安全教室」を約1,500の学校および団体において開催することを発表した。開催に当たっての費用は無料となっている。

 同社は、要望を受けた全国の小学校から高等学校までの教育機関や、地域コミュニティなどの団体に講師を派遣し、「ケータイ安全教室」として、携帯電話を使う際のマナーやトラブルの回避策の啓発を行っている。2007年度は、特に「子供を守る」という保護者の視点に立ち、有害サイトアクセス規制サービス(フィルタリングサービス)への理解促進など、保護者や指導者としてどのように子供たちに啓発すべきかを学カリキュラムの充実を図っているとのこと。

 主な授業内容は、小学生(5〜6年生)向けに、携帯電話の安心・安全な使い方、使う上での基本的なルールやマナーについてアニメーションで紹介。中・高校生向けには、小学生向けの内容に加えて、使う上でのルールやマナーを被害者の立場と、加害者の立場それぞれの観点で、具体的な事例を用いてスライドで説明するとしている。

 具体的には、小学生向けは、「ケータイでできること」、「出会い系サイト誘引メール、架空請求メールへの対処方法(「有害サイトアクセス制限機能」の説明など)」、「チェーンメール、いたずらメールへの対処方法」など。中・高校生は、「出会い系サイト誘引メールや架空請求メールの届く仕組み、具体的事例および対処方法(「有害サイトアクセス制限機能」の説明など)」、「フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺などにつながる危険な迷惑メールと対処方法」、「ブログ、掲示板などでの誹謗中傷の注意」、「カメラ付ケータイでの撮影に関する著作権の説明、デジタル万引きの該当事例など」といったことを扱う。

 また、2007年度から追加された保護者・教員向けの内容としては、「携帯電話の最新事情」、「ネット社会の現状」、「出会い系サイト、架空請求への対処方法(「有害サイトアクセス制限サービス」の説明など)」、「各種ネットトラブルの事例および対処方法」、「ネット社会でのコミュニケーションのとり方(ブログ、SNSでのネチケットなど)」、「子どもたちに携帯電話を持たせる際の注意事項(家庭でのルール作り)」などを扱うとしている。

 開催費用は一切かからないので、学校や団体(個人での申し込みはできない)は、申し込みをぜひとも見当してみてほしい。
《デイビー日高》
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