富士フイルム、防水・防塵設計の工事現場用デジカメ「FinePix BIGJOB HD-3W」 広角28mmの3倍ズーム | RBB TODAY
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富士フイルム、防水・防塵設計の工事現場用デジカメ「FinePix BIGJOB HD-3W」 広角28mmの3倍ズーム

IT・デジタル デジカメ
FinePix BIGJOB HD-3W
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 富士フイルムは8日、有効604万画素と高感度ISO1600を実現し、広角28mm〜84mm相当のフジノン光学3倍ズームレンズを搭載した、防水・防塵設計の工事現場用デジタルカメラ「FinePix BIGJOB HD-3W」を2007年1月頃に発売する予定だと発表した。

 FinePix BIGJOB HD-3Wは、前モデルのユーザーから要望の多かった、広角28mmからの3倍ズームレンズ、大型で視認性に優れた3.0型液晶、ISO1,600相当の高感度撮影でも低ノイズな画像が得られる独自開発の画像処理システムを採用することにより、狭く暗い工事現場での使い勝手をより高めたモデル。

 カメラ本体は堅牢設計により、防水JIS保護等級7級、防塵JIS保護等級6級(相当)に準拠。このため、水洗いが可能で、粉塵などの浸入を防ぎ、落下時の耐久性も高めることで、過酷な使用環境でも安心して使用できるとしている。また、軍手をはめたままでも楽に操作できるボタンレイアウト、ホールド感の高いラバーグリップを採用し、抜群の操作性を実現したという。

 さらに、世界で初めてコンパクトデジタルカメラの再生機能として「画像加工検出機能」を搭載。「画像加工検出」モードをONに設定するだけで、撮影した画像の加工検出用データを暗号化し、後から加工・編集された場合にはこれを検知できるというもの。なお、同梱の「FinePixViewer For HD-3W」(Windows用)をPCにインストールすれば、PC上でもカメラ側と同様に加工・編集の有無が判断できる。

 このほか、フィルムカメラに搭載されていた「デート撮影機能」を採用し、日付・時刻を画像として記録することも可能としており、撮影画像の信憑性を高め、工事の進捗状況を報告する際の信頼性を高められるとしている。

 焦点距離は4.7〜14.1mm、画角は35mm判換算で28〜84mmに相当。レンズの明るさは、F3.3〜4。撮像感度はISO64〜1,600に対応する。

 液晶ディスプレイは3型23万画素。記録メディアは、xD-ピクチャーカードに対応するほか、本体に27Mバイトのメモリを内蔵する。最大記録サイズは静止画が2,816×2,112ピクセル、動画(Motion JPEG)は640×480ピクセル。また「CALS」モードでは、国土交通省デジタル写真管理情報基準案に準拠した画像サイズ「1,280×960ピクセル」で撮影可能となっている。

 本体サイズは幅128.3×高さ80.5×厚さ45.0mm、重さは390g。電源には単3形アルカリ乾電池またはニッケル水素電池×2本を採用し、バッテリー寿命(CIPA規格)はアルカリ乾電池で約120枚、ニッケル水素電池で約340枚としている。
《村上幸治》
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