ワイ・イー・データ、最大データ転送速度480MbpsのUWBワイヤレスハブを発売 | RBB TODAY

ワイ・イー・データ、最大データ転送速度480MbpsのUWBワイヤレスハブを発売

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説明を行った、(左から)ウィザージャパン代表取締役社長・宇梶充生氏、ワイ・イー・データ取締役社長・濱田兼幸氏、ワイ・イー・データマルチメディア事業部 事業部長・西野雅博氏
  • 説明を行った、(左から)ウィザージャパン代表取締役社長・宇梶充生氏、ワイ・イー・データ取締役社長・濱田兼幸氏、ワイ・イー・データマルチメディア事業部 事業部長・西野雅博氏
  • ワイヤレスUSBハブにドライブを接続した様子
  • PCに挿したドングル
  • UWBの利用シーン
  • 開発中のホストとデバイス
  • 開発中のホストとデバイス
  • ワイヤレスハブの実験図
  • ワイヤレスハブに接続されたデバイスから、動画を再生した様子。コマ落ちなどは見られない
 ワイ・イー・データは1日、Wisairと共同開発したUWB(Ultra Wide Band:超広域無線通信技術)ワイヤレスハブ「YD-300」を11月13日に発売すると発表した。価格はオープンだが、同社直販サイトではUSBドングルとワイヤレスハブ、ハブ用スタンドのセットで3万9,800円。なお、将来的には量販店などでのパッケージ販売も考えているが、当面は同社直販サイトのみで販売される。

 YD-300は、2006年8月の電波法施行規則の改正により日本国内でも周波数帯3.4GHz〜4.8GHzのUWBの使用が許可されたことを受けて開発された、USB 2.0ポートを4基備えるワイヤレスハブとUSB接続のドングルをパッケージ化したもの。病院内でも使用できるほど微弱な電波ながらも最大480Mbpsという、有線接続と同等のデータ転送速度を特徴とする。なお、伝送距離は10mと近距離に限定されている。

 同社では、外付けハードディスク、DVDプレイヤー、カードリーダーといったPC周辺機器を接続する一般コンシューマ向けの用途のほかに、電波が微弱で周囲に与える影響が少ないという利点を生かしてデジタルオシロスコープや回転体特性測定機器といった計測器、デジタルX線CCDイメージセンサー、ポリグラフ測定機器、超音波診断装置といった医療機器の接続にも適しているとしている。

 現状ではUSBメモリタイプのドングルも将来的にはExpress Card 34/54カードタイプ、デスクトップ内蔵用のPCIカードタイプ、ノートPC内蔵用のMini-PCIタイプなどの開発を検討しているとのことだ。また、デバイス側もバッテリ搭載型のワイヤレスUSBアダプタやワイヤレスUSB HDD/DVD、ワイヤレスUSBディスプレイアダプタなどを今後の開発案として挙げた。

 その後、ワイヤレスハブに接続されたDVDドライブ内のDVDビデオやデジタルカメラ内の動画、デジタルオシロスコープの画像などをUSBドングルを装着したパソコンのディスプレイに映し出すデモが行われたが、コマ落ちや動作が重いということもなく、有線ハブと変わらない使用感だった。

 サイズは、ワイヤレスハブが79.5×103.0×19.0mm、USBドングルが96.2×29.8×9.4mm。ワイヤレスハブはACアダプタによる給電、USBはUSBポートからのバスパワーで駆動する。変調方式はマルチバンド直交周波数分割多重方式(MB-OFDM)。サポートするOSは、Windows XP。
《富永ジュン》

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