キヤノン、新開発の動画用CMOSを搭載したHDVカメラなど「iVIS」シリーズ2機種 | RBB TODAY
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キヤノン、新開発の動画用CMOSを搭載したHDVカメラなど「iVIS」シリーズ2機種

IT・デジタル デジカメ
 キヤノンは、新開発の動画用CMOSセンサー「HD CMOS」を採用したデジタルハイビジョン撮影対応HDVカメラ「iVIS HV10」と、片面2層記録により長時間録画が可能なDVDビデオカメラ「iVIS DC22」を9月上旬から順次発売する。価格はいずれもオープン。

 iVIS HV10とiVIS DC22は、家庭用デジタルビデオカメラの新ブランド「iVIS(アイビス)」シリーズ初のラインアップとして投入される。iVISとは、「i(eye=瞳、愛)+vision(映像)」を意味しており、見たままに撮影できること、感じたままに記録できることをシリーズ共通のコンセプトにしているという。

 iVIS HV10は、デジタル一眼レフカメラ「EOS DIGITAL」シリーズに搭載した独自のCMOSセンサー技術をデジタルビデオカメラ用として応用した、新開発の動画用CMOSセンサー「HD CMOS」を採用したHDVデジタルビデオカメラ。

 本CMOSは、フルHD(1,920×1,080ドット)の映像を高速でそのまま読み出すことができる処理能力を備えているほか、オンチップノイズ除去回路やベイヤー配列のRGBフィルターの採用が特徴。

 また、新開発した光学10倍ズームのHDビデオレンズや、映像エンジン「DIGIC DV II」も搭載する。このほか、外部センサーを利用することで高速でのピント合わせを実現したスーパークイックAFや、幅広いブレを補正する光学式手ブレ補正機能など、デジタルハイビジョン映像の撮影に適した機能を搭載している。

 本体サイズは幅56×高さ104×奥行き106mm、撮影時の重さは約500g。本体色として、グラナイトブラックとバーニッシュシルバーの2色を用意。

 iVIS DC22は、ディスクの円弧を強調したデザインが特徴のDVDビデオカメラ「DC20」(2005年8月発売)の後継モデル。従来のボディデザインを継承しつつ、8cm DVD-Rの片面2層記録に対応したのが特徴で、メディア1枚に最大108分の動画が記録可能となっている。また、2.2メガピクセルCCD(動画撮影時有効画素数:約123万画素)とRGB原色フィルター、映像エンジン「DIGIC DV」の採用により、動画・静止画ともに高精細な記録が可能だとしている。なお、レンズには光学10倍ズームレンズを採用。

 本体サイズは幅51×高さ91×奥行き126mm、撮影時の重さは約455g。
《村上幸治》
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