[WIRELESS JAPAN 2006] YOZANが目指すワイヤレスブロードバンドとしての「WiMAX/WiFi」 | RBB TODAY

[WIRELESS JAPAN 2006] YOZANが目指すワイヤレスブロードバンドとしての「WiMAX/WiFi」

ブロードバンド その他

 7月19日(水)、東京ビッグサイトにおいて、「WIRELESS JAPAN 2006」が開催された。ここでは、会議棟レセプションホールにおいて午後に催されたワイヤレスカンファレンス2006基調講演A-5の「WiMAX/WiFi ワイヤレスブロードバンドとしての無線通信」について報告する。
  •  7月19日(水)、東京ビッグサイトにおいて、「WIRELESS JAPAN 2006」が開催された。ここでは、会議棟レセプションホールにおいて午後に催されたワイヤレスカンファレンス2006基調講演A-5の「WiMAX/WiFi ワイヤレスブロードバンドとしての無線通信」について報告する。
  •  7月19日(水)、東京ビッグサイトにおいて、「WIRELESS JAPAN 2006」が開催された。ここでは、会議棟レセプションホールにおいて午後に催されたワイヤレスカンファレンス2006基調講演A-5の「WiMAX/WiFi ワイヤレスブロードバンドとしての無線通信」について報告する。
  •  7月19日(水)、東京ビッグサイトにおいて、「WIRELESS JAPAN 2006」が開催された。ここでは、会議棟レセプションホールにおいて午後に催されたワイヤレスカンファレンス2006基調講演A-5の「WiMAX/WiFi ワイヤレスブロードバンドとしての無線通信」について報告する。
  •  7月19日(水)、東京ビッグサイトにおいて、「WIRELESS JAPAN 2006」が開催された。ここでは、会議棟レセプションホールにおいて午後に催されたワイヤレスカンファレンス2006基調講演A-5の「WiMAX/WiFi ワイヤレスブロードバンドとしての無線通信」について報告する。
 7月19日(水)、東京ビッグサイトにおいて、「WIRELESS JAPAN 2006」が開催された。ここでは、会議棟レセプションホールにおいて午後に催されたワイヤレスカンファレンス2006基調講演A-5の「WiMAX/WiFi ワイヤレスブロードバンドとしての無線通信」について報告する。

 この講演では、YOZANの代表取締役会長である高取直氏が登壇し、昨年12月からサービスを開始したWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)についての最新状況や、その可能性などについて説明した。

 WiMAXは、半径約50kmの範囲において最大75Mbpsの通信を実現する無線LAN技術として、最近注目を浴びている。Wi-Fiが狭いエリアの無線LAN技術であるのに対し、WiMAXは広エリアでの無線LAN技術という位置づけだ。高取氏は「WiMAXの本質はインターナショナルスタンダードにある」と指摘し、世界共通仕様による無線環境の重要性を説いた。WiMAXの電波割り当ては、現在のところ2.5GHz、3.5GHz、5.8GHzとなっている。来年2007年6月には、国内でも免許として2.5GHzが開放される予定だ。そして、この7月に米サンディエゴで開かれたWiMAXフォーラムにおいて、4.9GHz帯も発展型FMAの電波として協議の対象になった。高取氏は、「これは弊社が利用しているコモン帯域であり、4.9GHz帯が世界共通仕様となる意味は我々にとって大きい」と述べた。なお、このWiMAXフォーラムでは、従来からの固定向け無線の「IEEE802.16d」(IEEE802.16-2004)と、モビリティ重視の「IEEE802.16e」に区分されていた規格名称が統合され、IEEE802.16e-2005という区分で括られることになった。IEEE802.16e-2005には、MTG(モバイルタスクグループ)とETG(エボリューショナリタスクグループ)という2つのタスクグループがあり、前者は従来のようにハンドオーバーによるモバイル通信を、後者はいつでもどこからでも自由に高速通信が可能な"ノマディック通信"について協議することになっている。

 有線時代におけるインターネットの代表的なインフラは、ISDN、ADSL、FTTHへと進み、2006年の秋には電力線通信(PLC)への規制緩和が行われる状況である。高取氏は「家庭用の電源コンセントがインターネットのコンセントになるPLCが開始されれば、有線時代の利用シーンは大きな完結期を迎えるだろう。いままで考えられなったアプリケーションも普及していくはず」と予測。同時に、「インターネットにおいて第二世代ポータルの幕開けが始まり、無線LANやPLCによって音声や映像を中心としたポータルの競争が加速されていく」と述べた。また、高取氏は「無線通信が普及することにより、インターネットの利用が室内外でシームレス化できるようになり、その利用シーンも飛躍的に広がる。空間を越えてさまざまなアプリケーションを使えるようになり、この環境整備の1つとしてWiMAXが重要になる」としながら、「WiMAXは携帯電話と競合するものではない。移動性とブロードバンド性を補完する関係にあり、スポットごとの標準インターフェイスとしてデュアルモードで利用される段階に来ている」と、WiMAXと携帯電話の関係性について説明した。

 次に高取氏は、この半年の無線環境の激変を振り返り、ネットワーク構成におけるトレンドを例を挙げて紹介した。まず、「Wi-Fiの無線過密部分は事業者に枠を超えて、相互にローミングできるようにする必要性が出てきた。ユーザーの利便性を優先しなければならない時代になった」と述べた。また、住宅部分の無線通信に関しては、サンフランシスコでGoogleが実施したように、「親となる1つのWi-Fi無線機に光ファイバーを打ち、あとは自動的に無線LAN同士で低コストにメッシュを組める電柱メッシュタイプも注目を浴びている」と説明。同社ではすでに米Tropos Networksと提携し、今回のイベントでもTroposのソリューションを展示している。さらに、郊外やデジタルデバイドエリアにおいては、1つのWiMAX無線機を親機として、WiMAX/Wi-Fiコンバータによる無線メッシュを構築するというように、屋内外での無線インフラの新しい構築方法として、良い技術同士を組み合わせて最適化する複合技術も急速に進展してきたという。そして同社にとって最大のトピックスは、前述のように4.9GHzが協議の対象となり、WiMAXダイレクトエリアの拡大が可能になった点だ。高取氏は、「秋に4.9GHzが正式に承認されれば、今後は世界中で国際インターフェイスとしてWiMAXが普及するだろう。我々も関東地域においては、最大の無線エリアを持った事業者となる」と、期待を大きくふくらませた。

 このような無線LANのほかに、同社ではポケベルで利用されていた280MHzの無線免許も持っている。WiMAXの弱点は、高周波数を利用するため、電波の届かないエリアが出やすいことにある。これを補完するために、浸透圧の強い低周波数の電波帯を利用できるように、同社では5年前からポケベル事業の買収を進めてきた。同社が提供するサービスでは100Wの高出力を用いており、ビルの1、2階程度であればリピータなしに通信が可能だという。高取氏は、「我々が進めている280MHz帯とGHz帯を組み合わせた複合サービスに間違いはなかった」と、同社の無線インフラ構築の正当性を強調した。

 最後に高取氏は、今後の課題として携帯無線網とインターネット無線網との融合について述べた。前者は垂直型サービスとして、GSM、W-CDMA、IS-95などの通信技術を利用した専用端末が世界的な広がりをみせている。一方、後者は水平統合サービスとして進化し、各社の無線スポットを利用することで、ユーザーの利便性を向上していく方向へと進んでいる。その際に「すべてを網羅するサービスとして、280MHzのポケベルシステムを応用した呼び出しシステムが有意義なものになるだろう」との考えを示した。またインターネット無線網の端末は、市販品もしくはゲーム機やカメラなどにWi-Fi無線LAN機能が埋め込まれたエンベデット機が主流になるという。

 「今年から来年にかけて、世界中どこに行ってもWi-Fiでつながるようになるはず。その次のフェーズは、世界の主要都市でWiMAXが利用できるようになるだろう。Wi-FiとWiMAXは棲み分けが進みながら共存していく」。いま重要な点は「相互接続ルールの確立と、総合的な課金手段の発達である」と指摘し、「インターネットの課金手段については携帯側からのGSMが課金の入口となるが、ポケベルの電波を利用した課金ポータルとしての使い方もありうる」という同社の見解を示した。
《井上猛雄》

特集

page top