2006年(平成18年)3月末現在のFTTH回線契約数が約546万となり、ついに500万を突破した。総務省が取りまとめて公表した「ブロードバンドサービス等の契約数(平成18年3月末)」によるものだ。 また、2006年1月〜3月のFTTHの純増数は、四半期として過去最高の82万となった。FTTHの純増数は、2004年(平成16年)7月〜9月期から6期連続で伸び続けている。 発表によれば、FTTH回線は約546万契約で、前期末(2005年12月末)比82万増。これに対してDSL回線は約1,452万契約で、わずか3万6,000増にとどまっている。契約数はまだ多く、辛うじて微増とはなったものの、増数ではFTTHの20分の1以下となったわけで、DSLの伸びが止まったことが鮮明に数字に表れたと言える。 ほか、CATVは堅調に伸びる一方、FWAは引き続き減少し、ブロードバンド合計では約2330万契約、約93万契約増となった。 総務省が公表した2006年3月末におけるブロードバンドサービス等の契約数は以下のとおり(かっこ内は2005年12月末比)。●ブロードバンド回線数(かっこ内は2005年12月末比) FTTH:5,457,697(820,417増) DSL:14,517,859(36,901増) CATV:3,309,481(73,015増) FWA:16,068(4,162減) 合計:23,301,105(926,171増)