BSA、全世界の違法コピー状況を調査 〜日本の違法コピー率は28%、損害額は約1,800億円 | RBB TODAY

BSA、全世界の違法コピー状況を調査 〜日本の違法コピー率は28%、損害額は約1,800億円

 ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)は、2005年1月から12月までの全世界におけるPCソフトウェア違法コピー状況を調査した「第3回BSA・IDC世界ソフトウェア違法コピー調査」のまとめを発表した。

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 ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)は、2005年1月から12月までの全世界におけるPCソフトウェア違法コピー状況を調査した「第3回BSA・IDC世界ソフトウェア違法コピー調査」のまとめを発表した。

 同調査は、PCで使用するすべてのパッケージソフトウェアが対象(メインフレームやサーバ上で使用するソフトウェア、またはサービス内に含まれるソフトウェアは含まない)。ソフトウェアとハードウェアの出荷数に関する独自の統計データを使用し、5,600件の調査をもとにまとめられた。

 調査によると、2005年の全世界の違法コピー率は35%、損害額は340億ドル(約3兆8,000億円)、日本のみでは前年同率の28%、損害額は16億2,100万ドル(約1,800億円)。

 中国、ロシア、インドなどの新興国、および中央・東ヨーロッパ、中東、アフリカなどで違法コピー率は低下の傾向を見せている。低下率は、ロシア4ポイント、インド2ポイント、中国4ポイント。また、中東・アフリカの26か国中19か国でも減少し、そのうち12か国では2ポイント以上減少している。

 ベトナム、ジンバブエは依然9割を上回る高い違法コピー率を示し、インドネシア、中国、パキスタンなども違法コピー率が高い国として挙げられた。また、米国、ニュージーランド、オーストラリア、フィンランドなどの違法コピー率は2割強程度で、違法コピーが少ない国としてランクされる。しかし損害額を見ると、違法コピーがもっとも少ない国とされた米国が6,895億ドルでトップと2位の中国の3,884億ドルを大きく引き離している。3位以下はフランス、ドイツ、イギリスなど先進国が挙がった。

●高違法コピー率上位10か国
 ベトナム:90%
 ジンバブエ:90%
 インドネシア:87%
 中国:86%
 パキスタン:86%
 カザフスタン:85%
 ウクライナ:85%
 カメルーン:84%
 ロシア:83%
 ボリビア:83%

●低違法コピー率上位10か国
 米国:21%
 ニュージーランド:23%
 オーストラリア:26%
 フィンランド:26%
 デンマーク:27%
 ドイツ:27%
 スウェーデン:27%
 スイス:27%
 イギリス:27%
 日本:28%

●高違法コピー損害額上位10か国(単位:百万ドル)
 米国:$6,895
 中国:$3,884
 フランス:$3,191
 ドイツ:$1,920
 イギリス:$1,802
 ロシア:$1,625
 日本:$1,621
 イタリア:$1,564
 カナダ:$779
 ブラジル:$766
《富永ジュン》

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