日本電気（NEC）とNECパーソナルプロダクツは19日、2005年度におけるPCおよびディスプレイの回収および再資源化した台数を発表した。2005年度に回収・再資源化した台数は、事業系で約16万1,000台、家庭系では約12万1,000台の合計約28万2,000台で、2004年度より約6万台増加した。 同社ではこれについて、PCリサイクル制度が広く認知されてきたことやユーザーの環境意識が高まっていることに加え、再生PC「NEC Refreshed PC」事業により買い取った台数を、2005年度から全体の回収台数に組み入れたことによるものだとしている。 NEC Refreshed PCとは、同社製PCを個人や企業ユーザーより買い取り、データ消去とOSやアプリケーションの再インストールなどを経て再生し販売しているPCのこと。買い取りサービスは、個人対象が2003年7月下旬から、企業対象が2004年7月中旬から開始されている。なお、このサービスによる回収数は今回発表されていない。
