NVIDIAとCorsair、オーバークロックが容易な新規格メモリEPPを発表 | RBB TODAY
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NVIDIAとCorsair、オーバークロックが容易な新規格メモリEPPを発表

IT・デジタル ノートPC
 NVIDIAとCorsairは本日、両社の共同開発によるメモリの新規格「エンハンスト・パフォーマンス・プロファイル(EPP)」を発表した。

 EPPは、メモリ・モジュールの仕様データを格納したROMチップの一種。メモリ・モジュール上に搭載されていて、PCにメモリ・モジュールの情報を伝えることでPCが正しくメモリ・コントローラを制御できるようにするものだ。

 EPPは、現在主流となっているSPD(シリアル・プレゼンス・ディテクト)の拡張版で、コマンド・レートやメモリ電圧などSPDよりも多くの仕様データを定義できる。そのため、JEDEC標準規格に準拠しながらも、メモリをオーバークロック動作させられるのが特徴だ。EPP採用メモリ・モジュールは従来のマザーボードでも利用可能だが、EPPで定義された仕様データを利用するには対応BIOSを搭載したマザーボードが必要となる。なお、EPPはオープンスタンダードとされた。

 EPP搭載製品として、CorsairよりTWIN2X2048-6400C4とTWIN2X2048-8500C5の2製品が発売される。メモリ容量は2GB、動作速度はそれぞれ800MHzと1066MHz。高周波数、及び低レイテンシの2種類のパフォーマンス・プロファイルがサポートされる。また、今月中にEPP対応BIOSを搭載したNVIDIA nForce 590 SLIマザーボードが発売されることも同時に明らかにされた。
《富永ジュン》
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