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gooリサーチ、第2回BBコンテンツ利用実態調査〜PC音楽配信サービス利用率は14.1%でネックは価格

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 インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」は、「第2回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査」を実施、結果を公表した。

 調査対象は「gooリサーチ」登録モニターおよびgooユーザで、有効回答者数は43,585名。調査期間は2006年2月21日〜3月7日。14.1%がパソコンによる音楽配信サービスを利用しており、未利用者における将来の利用意向が28.8%に上るなど、サービス普及が予想された。

 PCによる音楽配信サービスの利用状況について見ると、現状で14.1%が利用しており、男性20代において18.8%ともっとも利用率が高くなっている。過去3か月のダウンロード曲数は利用者の半数以上が5曲未満であるが、利用している音楽配信サイトとしては、アップルの「iTunes Music Store」が50.2%と半数以上となっている。これに次ぐのが「Mora」18.4%、「Yahoo! music」16.6%であった。

 現在PCによる音楽配信サービスを利用中の回答者を対象に利用上の課題を尋ねたところ、「1曲あたりの値段が高い」が半数以上の57.5%ともっとも高く、「ジャンルやアーティストの品揃えが不足」が47.8%で半数近くとなっている。これ以外では、再生端末や音楽ファイル形式面の制約に関するものがやや多くなっている。

 また利用の切り分けについては、アーティストのアルバムを1つの作品としてまとめて聴く場合はCD、ヒット曲を楽曲ごとに聴く場合は音楽配信と位置付けている人が36.0%にのぼっている。また、「特に区別していない」とする層も3分の1程度存在する。

 PCによる音楽配信サービスを利用しない理由としては、「単価の高さ」をあげる人が38.1%ともっとも多くなっており、これ以外では「よく知らない」が20.3%となっている。利用していない回答者に対して今後の利用意向を尋ねた結果、28.8%が今後の利用意向を示している一方で、適切な携帯音楽プレーヤーがないことが利用しない主因となっていることがわかる。また、「音楽に興味がない」という回答も多かった。
《冨岡晶》
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