米インテル、Core DuoプロセッサやViivテクノロジなどをCESで発表 | RBB TODAY

米インテル、Core DuoプロセッサやViivテクノロジなどをCESで発表

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 米インテルは5日(現地時間)、米ラスベガスで開催中の世界最大の家電ショー「2006 International Consumer Electronics Show」の基調講演において、デジタルエンターテインメントとワイヤレスコンピューティング向けとして2つのプラットフォームと数々のコンテンツ企業との提携、およびデュアルコアCPU「Core Duoプロセッサ」を発表した。

●デジタルエンターテインメント

 デジタルエンターテインメントでは、新しいプラットフォームとして「Viiv(ヴィーブ)テクノロジ」と、AOLやDIRECTV、NBC ユニバーサル、ターナー・ブロードキャスティングのGameTop、ESPN、Televisa、Erosを始めとする国際的な有力エンターテインメント企業との提携を発表。

 また、同社が出資するデジタルエンターテインメント会社「クリックスター」は、同社最初の劇場映画「Ten Items or Less」を劇場公開後、数週間以内にインターネット配信する計画を発表したとあわせて述べた。なお、この試みは業界で初めてだという。

 発表の中でCEOのポール・オッテリーニ氏は「Viivテクノロジを搭載したエンターテインメントPCの利用により、消費者はあらゆるジャンルのデジタルエンターテインメントやデジタル情報を、テレビやPC、小型・携帯型動画プレーヤーに容易にダウンロード、保存、視聴、管理、共有したりできるようになります」とコメントしている。

 Viivテクノロジは、同社のハードおよびソフトに加え、Windows XP Media Center Edition 2005を組み合わせたもの。Viivテクノロジ搭載PCでは、5.1ch以上のサウンドとHD映像をサポートした、エンターテインメント性を追求する様々なシステムが提供される予定だという。

 また、ボタン操作で素早く電源のオン/オフができるシステムや、標準またはオプションで提供されるテレビ型のリモコンを用いて操作可能な製品も予定されているとしている。

 なお、Viivテクノロジプラットフォームは、Intel 945/955/975 チップセットファミリーと、Intel PRO/1000 PMもしくはIntel PRO/100 VE/VM ネットワークコネクションを装備。また、2006年後半には、ホームネットワークの設定を簡単に行えるようにするとともに、PCとその他の機器間でデジタルコンテンツを転送できるようにする機能が追加される予定となっている。

●ノートPC向けプラットフォームなど

 モバイルPC向け製品では、システムの性能を向上し、バッテリー駆動時間を延長するという新しいプラットフォーム「Centrino Duoモバイルテクノロジ」を発表。また、Centrino Duoモバイルテクノロジ搭載PCや一部のViivテクノロジ搭載PCに採用される、モバイルPC向けの高性能なデュアルコアCPU「Core Duo」もあわせて発表された。

 発表の中でオッテリーニ氏は、「Centrino Duoモバイルテクノロジ搭載PCでは、性能やバッテリー駆動時間、複数のワイヤレス接続モードのサポートに加え、軽量薄型のモバイル機器から、17インチ超のワイド画面を搭載した高性能なシステムに至る様々なデザイン、さらにサラウンドサウンドや強化グラフィックス機能、HD TVなどのサポートの有無などが選択できる」としている。なお、同テクノロジ向け製品として、「モバイルIntel 945チップセット」と、「Intel PRO/Wireless 3945 ABG ネットワークコネクション」があらたに開発されている。

 一方のCore Duoプロセッサも、優れた電力性能比を実現しており、エンターテインメントPCやモバイルPC、デジタル家電機器など、デザイン性に優れた多様な機器への採用を期待しているという。

 同社では2006年1月に、プロセッサー、チップセット、その他の製品を合わせ、20以上の新製品を投入する計画だとしている。また2006年には、消費電力の一層の効率化と製品価格の低減に寄与する、業界先進の65nmプロセス技術と300mmウエハーの製造技術を採用したプラットフォームおよびプロセッサーを数千万個販売する見込みだとしている。
《村上幸治》

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