ウィルコム、無線モジュール対応の音声端末とデータ端末を発表。10月26日より予約受付 | RBB TODAY

ウィルコム、無線モジュール対応の音声端末とデータ端末を発表。10月26日より予約受付

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今回発売される機器。左からW-SIM、TTが3台、DD
  • 今回発売される機器。左からW-SIM、TTが3台、DD
  • ウィルコム代表取締役社長、八剱洋一郎氏
  • 左がTT、右はコネクタを折りたたんだ状態のDD
  • 音声端末のTT(展示用台に置いた状態)
  • DDをUSBコネクタに取り付けた状態
  • リーディング・エッジ・デザイン代表、山中俊治氏
 ウィルコムおよびウィルコム沖縄は、PHS無線通信部分をモジュール化した「W-SIM(ウィルコムシム)」と、それに対応した音声端末「TT」ことWS001INとデータ端末「DD」ことWS002INを、11月25日に発売すると発表した。ネットインデックスが開発したもの。

 W-SIMは音声とデータ通信(最大128kbps)の両方に対応した、抜き差し型のモジュール。幅25.6mm×長さ42.0mm×厚さ4mmと小型軽量ながら、PHS無線通信機能のすべてとアンテナを内蔵し、さらに電話帳700件分に相当する約600kバイトのメモリを持つ。

 WS001Nは、このW-SIMを収容することで利用できる音声端末。“Tiny Talk”を意味する愛称「TT」が与えられている。手に馴染むコンパクトなボディに正方形のディスプレイを搭載し、9分割されたメニューなどで使いやすいものとなっている。Web閲覧などの機能は持たない。グリーン、レッド、ブルーの3色が提供される。端末の詳細情報はネットインデックスのWebページから見ることができる。

 WS002INは、やはりW-SIMを収容することで利用できる、4xパケット通信対応のUSB接続データ通信端末。愛称は“Data Driver”を意味する「DD」だ。USBへの接続部分が、折り返せるソフトコネクタになっている。

 ところで、W-SIMは無線通信モジュールであると同時に、電話帳などの個人情報データも内蔵することになる。したがって、万一W-SIMを紛失した場合には、セキュリティが心配になるが、これについてはW-SIMを対応の端末機器に取り付けた時に、ユーザーが決めた4桁から8桁のパスワードを要求するよう設定できるという(パスワードなしで使う設定にもできる)。

 W-SIM、TT、DDは、いずれも工業デザイナーの山中俊治氏がデザインした。同氏はリーディング・エッジ・デザイン代表で、腕時計やカメラから自動車、鉄道車両に至るまで、幅広いハイテク機器のデザイナー、設計者であり、特にSUICA自動改札機におけるユーザーインターフェイス研究で知られる。山中氏は約2年半前のW-SIMの構想段階から開発に参画し、実際の使用場面におけるユーザビリティーを追求したデザインにしたという。

 今回発表されたTTはコンセプチュアルなデモンストレーションモデルといった位置づけのため、販売はWebによるオンラインショップ「ウィルコムストア」のみで、各色3,000台の限定となる。10月26日から予約受付を開始し、11月25日から販売する。販売価格は「DD+TT+W-SIM」のセットで2万円台前半の見込み。このセットに別カラーのTTを追加して購入できるオプションも用意したいとしている。なお、TTにDDがセットされるのは、TTには単独でデータを外部機器とやり取りするコネクタがないためだという。

 一方DDについては、いずれ量販店などでも購入できるようにしていくという。価格は数千円の見込み。
《小笠原陽介》

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