シマンテック、スパムやウイルスを防ぐ企業向けメールセキュリティアプライアンス | RBB TODAY
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シマンテック、スパムやウイルスを防ぐ企業向けメールセキュリティアプライアンス

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 シマンテックは6日、多彩なメールセキュリティ機能を備えた大企業/中規模企業向けメールゲートウェイアプライアンス、Symantec Mail Security 8200シリーズを発表した。11月に発売予定。

 Symantec Mail Security 8200シリーズはセキュアなメールゲートウェイとして開発された製品で、ボリュームマネジメント、攻撃防止、コンテンツフィルタリング、暗号化、偽造対策、アーカイブといった多彩な機能が1つのソリューションに統合している。

 Symantec Mail Security 8200シリーズは、メールファイアウォールをはじめとした多彩なメールセキュリティ機能を備えており、メールの総量を大きく減少させる。これはSMTP接続管理と攻撃検知の組み合わせによって実現されており、危険なサーバからの接続が制限され、メールインフラにかかるコストが節約できる。

 同シリーズには、外からの接続を検知すると同時に起動する、多彩な管理機能が備わっている。また、スパム攻撃やウイルス攻撃、ディレクトリハーベスト攻撃、疑わしいと指定された発信者からの接続などをブロックするよう、自動的に環境設定できる。

 そしてまた同シリーズには、Symantec Brightmail AntiSpamとSymantec AntiVirusの両テクノロジーが導入されており、スパム対策とウイルス対策ともに最高レベルの防御効果を発揮する。

 Symantec Brightmail AntiSpamテクノロジーは、20種類以上のスパム対策技法を駆使し、95%を超えるスパム対策効果と、業界で最もフォルスポジティブ判定(正規のメールがスパムと判定されること)が少ない精度の高さ(99.9999%)を実現している。さらに、シマンテックが世界各地に置いているSymantec Brightmail Logistics Operations Centers(BLOC)では、世界中のスパムを分析し、約10分ごとに自動的に更新されるセキュアなスパムフィルタを提供し、攻撃に対抗している。

 Symantec AntiVirusテクノロジーは、メール経由の攻撃に対してリアルタイムの防御を行なう。シマンテックのScan Engine(スキャンエンジン)は、マルチスレッド方式のスキャンシステムによって、送受信双方向のインターネットメールトラフィックをすべてスキャンし、高速かつ高信頼なウイルス防御効果を発揮する。さらに大量メール送信クリーンアップ機能があるため、大量メール送信型ワームに関連したメールを自動的に除去できる。

 さらに同シリーズは、TLS(transport layer security)を使った暗号化接続にも対応しており、高レベルのメール内容の完全性を実現している。また、SPF(sender policy framework)標準を使ってメールの送信者アドレスの完全性をチェックすることもできる。

 製品は、8240および8260というの2種類のモデルで提供される。8240は100人から1000人の企業を、8260は1000人以上の企業を対象としている。アプライアンス本体ならびにコンテンツ購読契約のオプションが提供され、コンテンツ購読についてはユーザ数による年間契約となる。販売はシマンテックのリセラー、ディストリビュータならびにシステムインテグレータ経由で行われる。
《小笠原陽介》
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