ソフォス、2005年9月度のウイルスランキングを公表 -意識の低いユーザーに警鐘 | RBB TODAY
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ソフォス、2005年9月度のウイルスランキングを公表 -意識の低いユーザーに警鐘

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 ソフォスは1日、2005年9月のコンピュータウイルスの報告数をまとめた「トップ10ウイルス」を発表した。あわせて、ワーム「Netsky-P」が、発見されて以来19か月間もチャートに君臨し続けていることを挙げ、「トップ10ウイルスに残る平均期間は8か月間で、これだけ長い期間トップ10に君臨し続けるということは、いまだにユーザーがウイルス保護のインストールやアップデートに対しての認識が甘いことを示している」と、警鐘を鳴らした。

 今月のチャートでは、Netsky-Pが2か月間連続で増加しているほか、同じく古株のZafi-DやNetsky-Dも増加。これは、金銭的な儲けを狙って作られた脅威の増加傾向とともに、大量メール送信の攻撃が減少し、多くの既存メールウイルスがトップ10の中に確実に上るようになってきていることが原因だ、と同社ではしている。

 また、肯定的な面として、感染したメールの数がこの15か月間で下降減少にあることを報告。なお、同社のリサーチによると、9月に使用された全メールの1.53%(65件に1件)がウイルスメールであるという結果で、9月に新しく検知・駆除対応されたウイルスは1,233件だという。

 2005年9月におけるトップ10ウイルスは以下のとおり。

[1位] W32/Netsky-P:18.6%
[2位] W32/Mytob-BE:7.6%
[3位] W32/Mytob-AS:6.8%
[4位] W32/Zafi-D:4.3%
[5位] W32/Netsky-D:3.3%
[6位] W32/Mytob-CX:2.8%
[7位] W32/Mytob-EP:2.7%
[8位] W32/Mytob-CJ:2.6%
[9位] W32/Mytob-C:2.5%
[10位]W32/Mytob-CN:2.0%(再浮上)
・その他:46.8%
《村上幸治》
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