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auで日本初のプッシュ型による自動ファームウェア更新を実施 -イノパスソフトウェア

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 イノパスソフトウェアは、9月16日、KDDIが同社の携帯端末管理ソリューションを用いて、本年7月11日以降、数万台のOTA(Over-The-Air:無線通信)対応携帯端末のファームウェア更新に成功したと発表した。

 KDDIは、工場から出荷された数万台の携帯端末に搭載されたアプリケーションの一つに不具合があることを発見し、OTAでパッチを配信して、不具合のある携帯端末を修正した。これにより、KDDIは携帯端末の物理的な回収を回避することができたという。

 KDDIの加入者は、携帯端末に組み込まれたイノパスの携帯端末管理ソリューション「DeltaUpgrade Plus」によって、不具合修正のパッチを遠隔からスムーズに入手し、1分ほどで不具合を修正することができた。

 携帯端末加入者に対して自動更新を実施した通信事業者はKDDIが日本で初めてであり、加入者主導で行うプル型のファームウェア更新に対し、通信事業者主導で行うプッシュ型の自動ファームウェア更新を導入したのもKDDIが初めてとなった。

 DeltaUpgrade Plusはモジュール方式で柔軟性のある構造になっており、遠隔診断やユーザーインターフェイスのカスタマイズ、アンチウィルスソフトのダウンロードなどの機能拡張が期待されている。
《竹内充彦》
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