米AMD、インテル欧州法人への立ち入り調査を支持 | RBB TODAY
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米AMD、インテル欧州法人への立ち入り調査を支持

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 米AMDは12日(現地時間)、同日に欧州委員会が行った、欧州独禁法違反の疑いに基くインテル欧州法人などへの立ち入り調査に関して支持する姿勢を示した。

 AMDの法務担当エグゼクティブバイスプレジデント兼最高総務責任者であるトマス・マッコイ氏は以下のように述べている。

 「欧州全土の消費者にとって、本日の立ち入り調査は朗報となるはずです。すべてのPCユーザーは、インテルによる反競争的行為の全貌が明らかにされること、そしてその内容が是正されることに大きな関心を寄せています。欧州委員会による今回の立ち入り調査は、インテルが世界各国の独禁当局の監視から逃れられないこと、そして逃れるべきではないことを示しています。さらに、インテルは、自らの反競争的行為のもたらした、価格の高騰、技術革新への脅威、消費者利益への侵害という弊害の責任からも逃れることはできないのです」(トマス・マッコイ氏)

 なお、同社は現在米国および日本において、インテルを提訴しており、「今後も世界各国の独禁当局と協力して、インテルのビジネスが世界各国で引き起こしている、市場の機能不全や消費者利益の侵害に対して監視の目を向けていきます」とコメントしている。
《村上幸治》
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