録画番組のTVCMスキップで年間540億円の広告費が損失。広告活動を見直す時期に
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調査は、4月22日から24日にインターネットにて実施。回答数は3,000。
HDDレコーダユーザのうち、録画した番組を視聴するときにTVCMをすべてスキップするユーザは23.4%で、過半数が80%以上スキップするという。さらに、録画消費率、HDDレコーダの普及率、TVCMの市場規模などの数字をもとに算出した結果、TVCMの広告費のうち約2.6%、実に約540億円(2005年)が損失するという。またHDDレコーダの普及率は2004年は8.6%だが、2009年には44%にまで増えるとの調査結果が示されている。そのため、この損失額はさらに増えるとしている。
また、この1年間でPCでのインターネットの利用時間が増えたとしたユーザは64%にまでのぼっている。その一方で、テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどのマスメディアは、利用時間が減ったとする人は、増えたとする人の2〜3倍にまでのぼっている。