ニコンは16日、デジタル一眼レフカメラ「D70」用のファームウェアをバージョンアップし、ダウンロードサービスを開始した。新ファームウェアのバージョンは、AとBともにVer.2.00。このファームウェアを導入することで、D70の機能が最新のデジタル一眼レフカメラ「D70s」相当になるとしている。 本サービスは、D70のファームウェア「A」Ver.1.01以前のバージョンをVer.2.00に、ファームウェア「B」Ver.1.03以前のバージョンをVer.2.00にバージョンアップするためのソフトを提供するもの。なお、バージョンアップする場合は、AとBの両方のファームウェアをバージョンアップする必要がある。 Ver.2.00での変更個所は以下のとおり。・5エリアマルチAFシステムの性能(ダイナミックAFおよび至近優先ダイナミックAF)を向上・メニュー画面のデザインを変更・画質モードで「RAW」と「RAW+JPEG」を選択した場合、表示パネルやファインダー内に表示される撮影可能コマ数を、圧縮RAWでのファイルサイズで算出するように変更している・PictBridge対応プリンタに接続してプリントするとき、カメラ側で用紙サイズを選択できるようになった