ラップ・グループ「エイジアエンジニア」らがスカパー!のCMをライブで再現 | RBB TODAY
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ラップ・グループ「エイジアエンジニア」らがスカパー!のCMをライブで再現

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いちばんウケていたエイジアエンジニア。ファンがたくさん来ていたようだ
  • いちばんウケていたエイジアエンジニア。ファンがたくさん来ていたようだ
  • 女性2人組のラップユニット、ハーツデイルズ。華やかそのもの、女性の強みである
  • 勢ぞろいした出演陣。それぞれが単独でパフォーマンスしたあと、スカパー!のCMをライブで再現した
  • 客席、というかHMV渋谷の「売り場フロア」がこのありさまになった。「イモコギ状態」とはこのことである
 スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(以下、スカパー!)では、4月29日〜5月8日の10日間連続で、GWを音楽三昧で過ごすライブスペシャル番組を放送する。これに先立ち同社では、加入促進キャンペーン「LIVE ADDICT」を東京・大阪中心に展開中だ。

 その一環として4月20日には、キャンペーン用に制作されたコマーシャルに出演したアーチストが東京・HMV渋谷に集結し、ステージ上でCMを「再現する」という前代未聞のライブイベントが行われた。

 ライブにはラップ・グループの「エイジアエンジニア」、リズムパフォーマンスグループ「THE STRIPES」のメンバーでタップダンサーの「SUJI.」(スジ)、ラップ・ユニット「Heartsdales」(ハーツデイルズ)、女性ヒューマンビートボクサーの「Lyn」(リン)が次々に登場。キャンペーンを盛り上げた。

 スカパー!のライブスペシャル番組は、奥田民生やレミオロメンなどが出演したロックフェスティバル「COUNTDOWN JAPAN 04/05」を皮切りに、佐野元春、愛内里菜、ザ・フーなどのライブが続々放送される豪華版だ。

 また今回のキャンペーンでは「HOT VERSION」「COOL VERSION」の2パターンのCMが制作されており、前者にはエイジアエンジニアとスジ、後者にはハーツデイルズとリンが出演している。

 CMはスカパー!のホームページで視聴できるほか、東京・渋谷や大阪・心斎橋の大型ヒジョンなどでも流される。

 配信帯域は1Mbps、300kbpsの2帯域。視聴にはWindows Media Playerを使用する。

 イベントは、リンのボイスにスジのタップがからむコラボレーションで幕を開けた。リンが発するボイスの抑揚にスジが反応し、まるでフリージャズのセッションみたいなライブが展開された。のっけからアツい、アツい。

 ステージ終了後のインタビューではスジは言葉少なだったが、リンに対して「いい機会だからここでプロモーションすれば?」とすすめるなど、優しい一面をのぞかせた。なかなかいいヤツである。

 促されたリンは、「私はいつも池袋の西口公園や、原宿方面でストリート・パフォーマンスをやっています。ぜひ見に来てください」とアピールしていた。

 続く2番手は、女性2人組のラップユニット、ハーツデイルズだ。3月2日にニューアルバムを出したばかりの彼女たちは、お揃いの衣装でアンティックな雰囲気のステージを演出していた。

 おまちかね、トリはエイジアエンジニアである。ユーモラスなMCをベースにした、彼らの元気印なライブアクトにはお客さんの反応も上々。なかなかにイケてるライブだった。

 一方、第二幕では、いったんステージを終えた出演者たちが再登場し、映像化されたくだんのコマーシャルを生で再現した。そのあとで実際のコマーシャルが流されたが、けっこうな近似値に感心させられた。

 CM撮影時のエピソードを聞かれたエイジアエンジニアは、「中野で撮ったんですが、寒くて参りましたよ」。またハーツデイルズは、「新宿西口の駅前で撮影しました。警備員が飛んで来てアセりましたが、楽しかったです。会社帰りのサラリーマンが多くてびっくりでした」などと笑わせた。

 二幕目が終わり、出演者たちがぞろぞろ引き上げていく。なのにバカ受けしたエイジアエンジニアだけは、なかなか立ち去ろうとしない。どうしたのかと見ていると、歓声を上げる観客に向かって秘蔵の芸を披露するおまけつきである。ファンにとってはさぞかしおいしいイベントだっただろう。

 スカパー!が10日ぶっ通しで放送するライブスペシャルは、客観的に言ってかなり濃いラインナップだ。はてさてこのキャンペーンでは、いったい何人が新規加入するんだろうか? 実に興味津々である。
《松岡美樹》
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