ジュニパーネットワークスのディスティングイッシュドエンジニア、キリーティ・コンペラ氏が来日した。コンペラ氏は、レイヤ2〜レイヤ1に適用範囲を広めつつあるMPLSについて、ネットワークの融合とあわせて、オペレーションの融合ももたらしていると述べ、MPLSがネットワークのプロビジョニングやコンフィグレーションの概念に変化をもたらしていると語った。 MPLSは現在、運用や管理面、MPLSマルチキャスト、仮想プライベートLANサービス(VPLS / MPLSによるLANエミュレーション)などの分野でイノベーションを続けているとし、2005年2月に予定されているMPLS World Congressで、MPLSのポイントツーマルチポイント(マルチキャスト)について紹介できるだろうと述べた。 また、VoIPなど高信頼性が要求される用途へのルータの導入について、ヨーロッパの大手プロバイダでは1年前の時点ですでに1か月あたり90億分(1.5億時間)の音声を交換していることを紹介、冗長性やソフトウェアのモジュール化などで高可用性を実現し、ネットワーク設計からも可用性を確保することにより、すでに99.999%信頼性のレベルを実現できていると語った。
【Interop 2013 Vol.34】NTT Com、SDNネットワークを実環境と同じ条件下で設計・試験可能な「VOLT」 2013年6月11日 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は11日、SDN(Software-D…