J-COM Broadband、マンション向けFTTHサービスやCATVモデムの多機能化を明らかに | RBB TODAY

J-COM Broadband、マンション向けFTTHサービスやCATVモデムの多機能化を明らかに

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J-COM Broadband、マンション向けFTTHサービスやCATVモデムの多機能化を明らかに
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 ジュピターテレコム(J-COM Broadband)は、インターネット接続サービス「J-COM Net」のFTTH化とCATVモデムの多機能化を進める方針だ。報道陣向けの説明会「2003年度の業績報告と2004年度J-OCMデジタル戦略」で明らかにされた。

加藤氏
 J-COM NetのFTTH化は、ほかのサービスと同じく集合住宅までは光ケーブルを敷設し、各世帯にはVDSLやイーサネットなどを利用して接続する形を取る。このFTTH化は、通信速度の向上はもちろんだが「“光対応マンション”はマーケティング的に強い意味を持つ」(同社 事業開発統括部長の加藤徹氏)としている。同じ集合住宅でも、“CATVインターネット対応”とするよりも、“光ファイバー対応”とした方がより競争力が高くなるためだ。

 J-COM NetのFTTH化は、集合住宅を対象に今年の夏から開始される。

 さらに、CATVモデムに無線LANのアクセスポイントを内蔵させるほか、ネットワークカメラなどを搭載することでホームセキュリティサービスを提供することも検討しているという。

 同社は、J-COM Netを強化すると同時に、テレビの再配信サービス「J-COM TV」におけるデジタル化を積極的に進めている。4月には「J-COM TVデジタル」を開始。ここでは地上波(デジタル含む)、CS、BSデジタル(テレビ、ラジオ、データ)の約120ch分の番組のほか、ペーパービューによる有料放送も提供されている。1台のSTB(セットトップボックス)ですべて楽しめること、支払いは1か所で済むなどのメリットが受け入れられ、年末までに10万契約という目標を超えそうな勢いだという。

 また、来年以降を予定にテレビ番組の録画ができるHDD付きSTBをリリース。さらに、VOD(ビデオオンデマンド)の試験を7月から始め、来年には本格的にサービスを提供することが明らかにされた。

森泉氏
 このようにデジタルテレビに力を入れるのには理由がある。2003年度におけるインターネット接続サービス「J-COM Net」の伸びは25.2%、電話サービス「J-COM Phone」は54.1%とそれぞれ急成長しているが、「J-COM TV」は7.9%にとどまっている。

 この数字について同社CEOの森泉知行氏は「結果に満足していない」と振り返った。その上で「デジタル化はケーブルテレビの最大のチャンス」とし、地上波/BS/CS放送に変革が起きている今こそが大きく飛躍する時期だと判断したようだ。
《安達崇徳》

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