KDDI、ブロードバンドに関する調査の結果を発表。根強いユーザの“光ファイバ待望論” | RBB TODAY

KDDI、ブロードバンドに関する調査の結果を発表。根強いユーザの“光ファイバ待望論”

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 KDDIは、全国のインターネット利用者を対象に、7月末に実施したブロードバンドに関する調査の結果を発表した。回答者は10代〜40代までの計400人で、集計は「ナローバンド」「ADSL」「CATV」「光ファイバー通信」の4種類の回線カテゴリごとに行われている。

 まず「プロバイダを選ぶ上で一番重視した点」の問いに対し、全体の37.5%が「利用料金」と回答し、「通信速度」の16.3%を大きく上回った。中でもADSLユーザは「利用料金」と答えたユーザが53.0%と多数を占めており、ユーザの低価格志向とプロバイダ側の激しい価格競争が強く結びついている様子をうかがわせる結果となった。

 次に「満足度」に対する問いでは、「ナローバンド」→「ADSL」→「CATV」→「光ファイバー通信」とほぼ通信速度順に満足度が向上しており、特に光ファイバー通信のユーザは69.0%のユーザが「大変満足」「満足」と答えている。中でも「通信速度」と「利用料金」について「大変満足」と答えたユーザは、4つの回線カテゴリの中で最も大きな割合(通信速度:17.0%、利用料金:19.0%)を占めており、“費用対効果”という面で光ファイバー通信がユーザに支持されていることが明らかとなった。

 逆に低価格化の進むADSLユーザが、光ファイバー通信ユーザほど利用料金について満足していない点などは、交換局からの距離による速度の減退の避けられないADSLを利用するユーザの、利用料に対するちょっとした“不公平感”を反映しているものと思われる。

 また「コンテンツ」に関する意見では、どの回線カテゴリにおいても現在特別なコンテンツを利用していないユーザが過半数を占めており、通信環境の向上がコンテンツ利用にはそれほど結びついていないことが判明した。ただし「利用したいコンテンツがない」と答えた人がもっとも多かったのは光ファイバー通信ユーザであることから(29.0%(複数回答))、ブロードバンド環境を活用するようなコンテンツに対する期待度が全くないわけでもないようだ。

 最後に光ファイバー通信以外の3つの回線カテゴリに属するユーザに対して「光ファイバー通信の導入意向」を尋ねたところ、どの回線においても意向を持っているユーザが半数以上を占めた(「導入する予定がある」「ぜひ導入したい」「どちらかといえば導入したいと思う」の合計で57.0%〜68.0%)。

 またその理由としてもっとも多くのユーザが挙げた項目が「接続スピードの速いものに乗り換えたい」であったことから、やはりインターネットを利用する上で絶対速度の速さがユーザにとっては大きな魅力であり、その意味でユーザ側の“光ファイバ待望論”が根強いことが改めて浮き彫りとなる結果となっている。
《RBB TODAY》
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