USEN、ショッピングモール事業を楽天に移管。基幹事業への経営資源集中を図る | RBB TODAY

USEN、ショッピングモール事業を楽天に移管。基幹事業への経営資源集中を図る

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 有線ブロードネットワークス(以下USEN)は、9月にもショッピングモール事業を楽天に事業移管する。事業移管後、このモール事業は楽天グループが運営・サービス提供することになる。

 事業が移管されるショッピングモール事業は、USENがネットプライスより商標を借りて運営しているもので、主力である放送事業の顧客サービスとして提供されている。

 USENによれば、今回の事業移管は、両社それぞれ得意な分野をまとめようという戦略で実現したという。もともと、ショッピングモール事業は、USENにとって主力である放送事業をサポートするという意味合いしかない。つまり、事業を維持するメリットがないのだ。しかし、顧客サービスとして提供していたものを簡単にはやめることはできない。そこで、楽天に統合することになったのは何ら不思議ではないだろう。両社は、これまでもショウタイムというブロードバンドポータルサイトを共同で運営してきたという実績があるのだから。

 両社の相互協力はこれだけではない。USENは楽天の新規加盟店の獲得に、楽天はUSENの「BROAD-GATE 01」「BROAD GATE-02」の販売に協力していくというのだ。楽天のユーザ数は約350万人、加盟店は6,700店。サービスエリアの問題もあるが、楽天ユーザの1%でもUSENに加入すれば、それだけでUSENの1か月間の加入数が4倍にも増えることになる(6月末時点の1ヶ月間の加入者数は11,177人)。

 6月末時点で、USENの光ファイバインターネット接続サービス(「BROAD-GATE 01」「BROAD GATE-02」)の加入者数は約75,000人(取付数)。自社の営業を強化し、楽天の協力を得て、USENは来年早期にも20〜25万加入を目指す。なお。同社によれば、顧客獲得費用を除けばこの段階で単月黒字化を達成するという。
《北島友和》

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