トレンドマイクロの1月感染レポート。順位に大きな変動なし | RBB TODAY
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トレンドマイクロの1月感染レポート。順位に大きな変動なし

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 トレンドマイクロは、2003年1月度のウイルス感染被害レポートを公表した。報告件数でもっとも多かったのはWORM_KLEZで703件。2位以下は、WORM_OPASERV(オパサーブ)の287件、VBS_REDLOF.A(レッドロフ)の259件と続く。1月後半に大騒ぎになったウイルス「WORM_SQLP1434.A」はランキングとしては圏外であった。

 なお、マスメーリングや侵入動作をしないPE_DUPATOR.1503やPE_FUNLOVE.4099がランクインしている要因として、OPASERVに感染した状態で増殖するケースが多いとみられるという。

■ウイルス被害報告ランキング(2003年1月:日本国内)
順位 ウイルス名 被害件数 先月の順位と件数
1位→ WORM_KLEZ 703件 (1位・642件)
2位↑ WORM_OPASERV 287件 (3位・285件)
3位↑ VBS_REDLOF.A 259件 (4位・270件)
4位↓ WORM_BUGBEAR.A 228件 (2位・358件)
5位→ JS_EXCEPTION.GEN 80件 (5位・66件)
6位↑ PE_DUPATOR.1503 49件 (9位・33件)
7位↑ WORM_BADTRANS.B 45件 (圏外)
8位↑ X97M_LAROUX 34件 (10位・30件)
9位↓ PE_FUNLOVE.4099 31件 (8位・44件)
10位↓ NIMDA 30件 (7位・56件)


 WORM_SQLP1434.Aのようにネットワーク経由で感染するウイルスに対抗するには、セキュリティ修正の導入を速やかに行うことはもちろんだが、個人向けファイアウォール(専用ソフト、アンチウイルスソフトの機能、ブロードバンドルータ内蔵など)の導入なども検討することが必要であろう。
《RBB TODAY》
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