早くも差が見られるIP電話サービス −出遅れたKDDIと順調に進むNTTコム | RBB TODAY

早くも差が見られるIP電話サービス −出遅れたKDDIと順調に進むNTTコム

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 IP電話モニタサービスが各ISPで動き始めた。各社とも、2002年12月頃からモニタを開始しており、3月からは商用サービスを予定している。ここでは、各ISPにIP電話網を提供しているキャリアであるNTTコミュニケーションズ(NTTコム)とKDDIの状況を探ってみよう。

 現在、NTTコムのIP電話網に接続されたISPは、自社のOCNをはじめとしてSo-net@niftyBIGLOBEの4社だ。また、Panasonic hi-hoについても、1月31日より開始する予定になっている。さらに、これらのISP同士での無料通話ももうすぐ実現されるなど、順調に進んでいるように見受けられる。

 その一方で、現在、KDDIのIP電話網に接続されているISPは自社のDIONのみである。また、KDDI、日本テレコム、TTNet、イー・アクセスの4社を中心に進めている相互接続についても、具体的なスケジュールは未定のままだ。

 しかしKDDIは、電力系通信会社と手を結び始めている。まずは、関西電力の子会社でFTTHを展開するケイ・オプティコムに提供することを発表。また、DIONは電力系通信会社の回線を利用したADSL接続に対してもIP電話サービスを提供することを明らかにしている。まずは、北陸(北陸通信ネットワーク)と四国(STNet)を手始めに、他の地域へも広げる見通しだという。

 確実に各ISPへサービスの提供を進めるNTTコムと、出遅れているものの電力系通信会社と手を結び始めたKDDI。早くも、キャリアによって差が見られるようになってきた。
《RBB TODAY》

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