イー・アクセスが12M ADSLサービスについて情報開示。「第1グループ」に属する、と | RBB TODAY
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イー・アクセスが12M ADSLサービスについて情報開示。「第1グループ」に属する、と

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 イー・アクセスは、同社が現在提供中の12Mサービス「ADSLプラス」が、接続料金などに変更のない「第1グループ」に属すると発表した。周波数ごとの出力レベルをあらわすPSDマスクが、すでに第1グループとされている8M ADSLサービス(G.992.1 AnnexC)と同一であるというのがその根拠。

 第1グループと第2グループは、TTC標準JJ-100.01の分類。NTT東西が改定を予定している新接続約款では、第1グループのサービスは接続に制限されない一方で、第2グループのサービスは接続に条件が付く・接続料金が高くつくといった制約が課せられることになっている。

 現在のJJ-100.01(第1.0版)の分類では、ISDNや1.5M/8M ADSLサービスなどが第1グループに、G.992.1 AnnexH、SDSL(2B1Q)、SHDSLサービスなどが第2グループに分類されているが、最近の12Mサービスは基本的に未分類のままになっている。こうした未分類の12Mサービスについては、これまで暫定的に「第1グループか第2グループかは事業者からNTT東西への自己申告で仮設定する」という運用が行われていたが、12月11日に情報通信審議会から出された答申により、「評価方法の確立から2ヶ月以内にスペクトル適合性が確認されない場合は、確認されるまで第2群に分類する」との方針が示され、各社が提供中の12Mサービスについて早急にスペクトル適合性を示す必要性がでてきている。

 ちなみにNTT東西の「フレッツ・ADSL モア」も、イー・アクセスの「ADSLプラス」と同じくセンティリアムのチップセットを使用しており、同様のスペクトル適合性を確保しているものと思われる。
《RBB TODAY》
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