特殊な趣向のコントローラを提供しているサードパーティ。アメフト専用のグリップやメモリーカードを挿入できるタイプなど、ユーザのゲームライフをより快適に、より楽しくするためのさまざまなアイデアが込められている。とりわけホットなのは、なんといってもワイヤレスコントローラだ。各社何フィートまで行けるかを競っている。
■ワイヤレスコントローラが人気のサードパーティ
・Mad Catz
製品名:900MHz Dual Force 2 Wireless
ワイヤレスコーナーでは、RF技術を使ったPS2向けのワイヤレスコントローラを展示していた。8コントローラまで対応で40フィート(約12メートル)離れたところからでも操作できる。6,500種類にRFチャンネルから自動的にスキャニングすることで混信を防ぐ。日本での発売は未定。
・NYKO
製品名:Air Flo
こちらはワイヤレスではないが、グリップに特殊なラバーコーティングを施した「Air Flo」はなんとグリップからエアーが噴出する。激しいアクションゲームも手に汗握らないですむ!? PS2、Xbox、GameCube向けのバージョンを用意。米国では今年11月に発売予定だ。
■変わりダネ、特ダネ!!その2
昨日に続き、変わりダネや注目プロダクトをご紹介。
・THQ
製品名:Britney's Dance Beat
世界的な人気アイドル、ブリトニー・スピアーズのゲーム「Britney's Dance Beat」を発表し、注目を浴びていた。コナミの「ダンス・ダンス・レボリューション」のブリトニー版。いわれてみればリアルのアイドルをテーマにしたタイトルは珍しく、これくらいだ。ユーザはブリトニーのバックダンサーとして踊る。ナイスなダンスを披露できれば3Dブリトニーと一緒に踊れる! しかも夏ツアーのコンサートビデオが見られる! などなどファンにはたまらないタイトルのはずだ。2002年夏発売、PS1と2用。
・Aletec Lansing
製品名:XA3051 for Video Gaming & Audio
ゲームにもサウンドのクオリティが問われる時代が来るのも近い。インターネットでもマイクロソフトの「corona(コードネーム)」等、オーディオ・ビデオ技術における「音や映像のクオリティ」を重視するようになってきているが、ゲームでは、エンドユーザ側のサウンド環境をもっと「ホームシアター」レベルにまでアップグレードしようという段階に来ている。特にこういった展示会では「音」の演出は非常に重要なプレゼンテーションポイントとなる。今回の会場でも多くの企業が、Aletec Lansing製のゲーム専用スピーカーを設置して迫力のあるサウンドを演出していた。昔のスタンドマイクのような見た目にもカッコイイ、ゲーム専用スピーカーはエンドユーザ向けの廉価版もある。
・Radicausa
「なんでどうして?」と思ってしまうが、E3ならではのご愛嬌。近日公開予定の「Men in Black II」をテーマにした“宇宙虫”ヘッドセットがモックアップで展示されており、来場者の笑いを取る。それにしてもやっぱり「なんでどうして??」……。
《RBB TODAY》
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