ニフティ、今年度は創造/成長支援・コミュニティ支援・安心/安全支援の強化を柱にブロードバンド会員75万人の獲得と700億円の売上を目指す | RBB TODAY
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ニフティ、今年度は創造/成長支援・コミュニティ支援・安心/安全支援の強化を柱にブロードバンド会員75万人の獲得と700億円の売上を目指す

ブロードバンド その他
 ニフティは4月24日、都内で開かれた事業方針説明会で、2001年度報告および2002年度計画の発表を行った。

 それによると、会員数は2001年度末で518万人(2000年度末460万人)で、前年度末から58万人増となった。ブロードバンド会員に限って見ると、ADSL・CATV合わせた会員数が28万人となっており、この1年間で6倍近く伸びたことになる。また、業績面では2001年度売上は639億円(2000年度604億円)で前年比106%となり、今月15日にNIFTY-Serveサービス開始から15周年を迎えた同社であるが、13年連続黒字を達成したという。不景気に加え、PC出荷台数および新規購入者の減少から新規会員獲得には厳しい状況が続くなかで、渡辺武経社長はこれらの数字を好意的に受け取っているという。

 2002年度計画としては、ブロードバンド会員数75万人、売上700億円(前年比110%)を目標に、バックボーンを100Gbps以上(現在20Gbps)に増設するとともに、ホットスポット対応の強化、ユーザ参加型コンテンツの拡充を図る。また、個人ストリーミングサービスやeラーニングなど「創造・成長支援」、フォーラムのWeb展開やビデオチャットなど「コミュニティ支援」、ホームネット支援やホームサーバセキュリティなど「安心・安全支援」を柱に、これまでどおり“With Us, You Can”をテーマに個と個のつながりを大切にしたサービスを強化していくという。

 最後に、昨年末に話題になったSo-netとの統合について渡辺武経社長は「自分は回答する立場にはない」とし、さらにBIGLOBEなど大手プロバイダ4社による「メガコンソーシアム(仮称)」やNTTグループ各社のISP事業統合計画に話が及ぶと、「メガコンソーシアムについては構想段階でNECから話を聞いたが、当社はまったく関与していない。当社はこれまでに培ってきた資産や知識、富士通の技術やインフラなどを活用して、今後もniftyの文化を守って成長していきたい」と語り締めくくった。
《RBB TODAY》
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