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エイベックスがネット上での楽曲ファイルの違法交換対策としてコピーコントロールCDを発売

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 エイベックスは、楽曲ファイルがインターネットなどを通じて違法利用されていることへの対応として、コピーコントロールCDの発売に踏み切ることを発表した。

 コピーコントロール技術には、Midbar Tech社(イスラエル)が開発したCactus Data Shield方式を採用、BoA、Do As Infinity、倖田來未らのCDに適用し、3月中旬より順次発売していくという。

 コピーコントロールを施されたCDで制限されるのは、パソコンのハードディスクへのリッピング、パソコン上でのCD-Rへのデジタルコピー、MP3ファイルなどへのエンコーディングで、カセットテープなどへのアナログでの録音およびMDへのデジタルコピーは可能という。同社では、MP3再生対応CDプレーヤやCD-ROM再生方式を採用するカーオーディオ(CD-ROMドライブを利用したカーナビ等と一体化されたものなど)では、一部再生されない機種もあるとしているので注意が必要だ。

 同社によると、コピーコントロール機能は、邦楽アーティストの市販商品としてははじめての採用という。昨年下半期の楽曲ファイル違法コピーによる被害額は73億円を上回る(ベリマトリックス・ジャパン調べ)といわれており、発売元の自衛策として、今後、各社でこうした対応がとられるものと思われる。
《RBB TODAY》
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