ソニーは、パーソナルITテレビ「エアボード」をモデルチェンジし、来年1月25日より発売すると発表した。価格はオープン。 2代目「エアボード」は、液晶が従来の10.4型から12.1型に一回り大きくなったのが見た目の大きな特徴だが、ほかにも細部にわたって細かな改良が加えられている。 主な改良個所は以下のとおり。・旧モデル比で輝度2.5倍の、タッチパネル式TFT液晶・充電用クレドールを付属・ベースステーションにLAN端子・USB端子/ワイヤレスLANアクセスポイント機能を搭載・画面部に簡易タブレット機能(「お絵かき機能」)・「アルバム機能」にスライドショーを追加・バッテリー持続時間の延長(約2時間)・日本語IMEとしてATOKを搭載・インターネットナンバー対応・エアボードネット(「エアボード」ユーザー向けインターネット接続サービス)の充実 なかでもベースステーション部分へのLAN端子の装備によって、エアボードもブロードバンド対応になった点(※従来モデルは受注生産でのみ対応)は、現在のブロードバンドの急速な普及状況から言えば当然の進化だろう。またベースステーションが無線LANのアクセスポイントとして機能することは、PCユーザーにとってのエアボードの有用性をさらに高めるに違いない。