自宅の間取りを送ればIEEE802.11bの不感場所がわかる。NECが個人向けサービスを12月より試験運用
ブロードバンド
回線・サービス
「RADIOSCAPE」は、ユーザが作成した部屋の間取り図を元に、専用のサーバが電波状態を解析してその結果をユーザに提示するというもの。すべてはWEB上で行われ、3LDKの広さで数十秒で解析、3階建まで対応できる。ユーザは電波状況を把握できるため、適切な無線LANの設置が可能になる。「RADIOSCAPE」では、2.4Ghz帯を使用するBluetoothとIEEE8.2.11b準拠の無線LANが混在したときの干渉の影響も予測することもできるという。
現在、専門分野用として同様のシステムがあるが、価格や調査時間の問題で一般家庭での利用は非現実的だった。今後、同社の無線LANシステムを購入したユーザに対するサポートツールとして取り入れられるとともに、アプリケーション・サービス・プロバイダ事業にも発展させる方針だ。