「ケーブルテレビショー2009」でパナソニックは、双方向技術を活用した多機能TVポータル技術「CATVユニバーサルポータル」を参考出展していた。 このサービスは、視聴者がSTBのトップメニューを自由にカスタマイズできるというもの。CATV事業者側は、顧客の視聴・登録番組データなどをデータベース化し、レコメンデーションを行うことができる。 なお、複数の設定が可能なため、家族の各々が独自のメニューをもつこともできるという。 たとえば、お気に入りの番組を登録したり、ケーブルテレビ事業者が視聴者の趣向にマッチした広告やお勧め番組情報などを配信できる。また、料理番組と連動させてレシピを表示させるといった使い方も可能だ。担当者によると、現状は企画の段階で、提供については未定だが、「CATVユニバーサルポータル」は視聴者にわかりやすく番組を楽しんでもらうためのサービスで、CATV事業者からのARPUアープを上げたいというニーズに応えるものという。