シン・レンタルサーバーとエックスサーバーはどちらを選ぶべきなのでしょうか。
両者ともエックスサーバー株式会社が提供するレンタルサーバーです。管理画面の使いやすさや基本的なスペックに大差はありません。
この記事では、シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの違いを解説します。記事を読めば、どちらのレンタルサーバーを導入すべきかわかります。

画像出典:シン・レンタルサーバー
サイトの表示速度にこだわるならシン・レンタルサーバーがおすすめです。高速化技術を導入し、最速性能No.1を目指しています。
2024年1月9日(火)までの期間限定で、半額キャッシュバックキャンペーンを実施中。
月額実質385円(税込)から利用でき、圧倒的にコストを削減できます。
サーバー移行代行も無料で利用できるため、他社から安いレンタルサーバーへ乗り換えたい人にもおすすめです。
リーズナブルな価格で高速のレンタルサーバーを利用したい人は、シン・レンタルサーバーを選びましょう。
\初期費用無料!永久無料の独自ドメイン付き/
関連記事:シン・レンタルサーバーの使い方

画像出典:エックスサーバー
エックスサーバーは、国内シェアNo.1※のレンタルサーバーです。多くのブロガーやアフィリエイターが利用しています。
直感的な操作でWordPressのインストールやサーバーの設定が可能で、初心者でも簡単に扱えます。
セキュリティ対策やバックアップ機能も豊富。万が一の事態にしっかりと備えています。
2023年12月19日(火)までの期間限定で、利用料金の最大30%オフで利用できる「冬のトク割キャンペーン」を実施中です。
月額693円(税込)から利用でき、さらに独自ドメインも永久無料で手に入れられます。
\国内シェア率No.1※!圧倒的人気を誇るレンタルサーバー/
※2023年10月時点、W3Techs調べ
関連記事:エックスサーバーの正しい使い方
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの違いを比較

画像出典:シン・レンタルサーバー
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーは、Webサイトの高速表示に適したレンタルサーバーです。いずれもエックスサーバー株式会社が提供しており、WordPressを簡単にインストールできる機能が共通で備わっています。
シン・レンタルサーバー公式サイトでは、両者を以下のように区別しています。
- シン・レンタルサーバー:革新性
- エックスサーバー:安定性
シン・レンタルサーバーが2021年に開始されたサービスなのに対し、エックスサーバーは2003年から運用されているサービスです。 公式サイトの言葉どおり、シン・レンタルサーバーには意欲的な機能が実装され、エックスサーバーには運用期間の長さという実績があります。
シン・レンタルサーバーは革新性を追求

画像出典:シン・レンタルサーバー
シン・レンタルサーバーは革新性をテーマにしたレンタルサーバーです。プライム・ストラテジー社が開発した超高速WordPress実行技術「KUSANAGI」を採用しており、WordPressサイトの高速表示に最適化されています。
ほかにもシン・レンタルサーバーには、以下のように数多くの最新技術やサービスが備わっています。
- 超高速WordPress実行技術、KUSANAGIを採用
- NVMe RAID10
- Xアクセラレータ Ver.2
- nginx(エンジンエックス)採用
- 無料独自SSL
- WAF(ウェブアプリケーションファイヤーウォール)を装備
- 過去14日分のWeb・メールデータ・MySQLデータベースの自動バックアップ
シン・レンタルサーバーの斬新な要素のひとつが、アカウントごとにサーバーのCPU・メモリなどを厳密に管理していることです。
アクセス集中時も、ほかのユーザーの影響を受けずにWebサイトを安定的に表示できます。数多くの最新技術を装備し、従来との違いを打ち出しながらもシン・レンタルサーバーの管理パネルはエックスサーバーと同じ。
今までエックスサーバーを使用していたユーザーも、気兼ねなくシン・レンタルサーバーへ移行しやすくなっています。
エックスサーバーは安定性が高い

画像出典:エックスサーバー
エックスサーバーは、安定性が高いレンタルサーバーです。2003年から運用していることもあり、個人・法人問わず多くのユーザーから利用されています。
長い運用期間の中で堅実なアップデートを続けており、nginxやNVMe RAID10などの新しい機能を装備し続けているのが特徴です。エックスサーバーに装備されている主な技術・サービスは、以下のとおり。
- NVMe RAID10:高速処理が可能となるNVMeと高いバックアップ性能を誇るRAID10
- Xアクセラレータ Ver.2:キャッシュ機能とWordPressの要とも言えるPHPの高速化
- nginx(エンジンエックス)採用:大量の同時アクセス処理に最適化され、アクセスが集中しても接続が安定する
- 無料独自SSL:サーバーと利用者間のデータ通信暗号化機能を無料で無制限に使用可能
- WAF(ウェブアプリケーションファイヤーウォール)を装備:不正なアクセスを検知し遮断する
- 過去14日分のWeb・メールデータ・MySQLデータベースの自動バックアップ
導入されている技術はシン・レンタルサーバーと共通しており、Webサイトの高速表示にも最適化されています。シン・レンタルサーバーと比較してエックスサーバーが劣っているということはありません。
エックスサーバーは運用開始から長い時間が経過しているので、ネット上には膨大な量の情報が存在しています。トラブルや分からないことがあっても、検索すれば、すぐに解決方法が見つかる場合があります。
万が一のトラブルに対応しやすい点が、エックスサーバーを運用するメリットです。
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーを5つの項目で比較

画像出典:エックスサーバー
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの5つの点について比較します。両者の違いを把握し、導入するサービスを選ぶ判断基準にしましょう。
- 評判
- 容量
- 料金プラン
- サポート機能
- 表示速度
評判
ネットを調べた限り、シン・レンタルサーバーとエックスサーバーは共に評判がよく、不満を抱いている人はいませんでした。
シン・レンタルサーバーの評判では「WordPressが高速で動いて楽しい」などの口コミがありました。
シン・レンタルサーバーに乗り換えました。 WPなのにめっちゃ速い!!! アドセンス広告やめようかな スマホの速度スコアがイマイチ — ざるいぬ@Brainアフィ最短最速のマネーメイク (@zaru_inu) September 12, 2022
一方でエックスサーバーの評判では、サイトの安定性だけでなく表示速度が速い、痒いところに手が届くなど高評価が多く見られます。
でもエックスサーバーだと、SSL証明書を事前発行して外部サーバーにおくことができる。なので移管前にSSL化が可能。 こういう痒い所に手が届くのが有名なサーバーの良いところでもある。 いつもクライアントにはエックスサーバーしか勧めてないけど、他のモダンなサーバーにもこういう機能あるのかな — つな🐟 (@nkichiishi) October 27, 2022
表示速度にこだわるならシン・レンタルサーバー、安定性を追求するならエックスサーバーがぴったりです。
レンタルサーバーの選び方では、評判をチェックするのが重要です。
容量
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーのディスク容量は、以下のとおりです。
レンタルサーバー名 | シン・レンタルサーバー | エックスサーバー |
---|---|---|
プラン | ベーシックプラン | スタンダードプラン |
ディスク容量 | 300GB(NVMe SSD) | 300GB(NVMe SSD) |
通常のブログやサイトを運営するのであれば、両方とも十分なディスク容量をもっています。
ただし、大量の画像・動画などをアップロードする場合は、容量を大幅に使う可能性も。サイズの大きいファイルを大量に載せる場合は、容量に余裕のある上位プランへの加入がおすすめです。
料金プラン
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの料金を比較すると、シン・レンタルサーバーのほうが少し高いです。
レンタルサーバー名 | シン・レンタルサーバー | エックスサーバー |
---|---|---|
プラン | ベーシックプラン | スタンダードプラン |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 770円〜 | 990円〜 |
※金額は税込
より安いプランであるシン・レンタルサーバーのベーシックプランは、メモリが8GBしかありません。どんなサイトやブログを運営するかによって、エックスサーバーも候補に上がります。
Webサイトをどのように運用していきたいかを考慮し、最適なサーバーを選択しましょう。
サポート機能
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーのサポート機能は、以下のとおりです。
レンタルサーバー名 | シン・レンタルサーバー | エックスサーバー |
---|---|---|
ドメイン・メールアカウント | 使用無制限 | 使用無制限 |
無料独自SSL | あり | あり |
WAF | あり | あり |
サポート機能はほぼ同じ。どちらのサーバーを選んでも快適にWebサイトを運営できます。
最大10日間の無料お試し期間も共通して存在するので「どんな使用感なんだろう」と気軽に利用できます。
サイト表示速度
Webサイト表示速度を比較した場合、シン・レンタルサーバーのほうが、エックスサーバーより僅かに速いです。
ただ、アクセスが集中した際でもWebサイトを安定して表示しやすい点では、シン・レンタルサーバーのほうが勝っているといえます。ユーザーごとにCPU・メモリのリソースを管理。よりほかのユーザーの利用状況に影響を受けないからです。
エックスサーバー以上の安定性・表示速度を求める方は、シン・レンタルサーバーの使用を検討してみましょう。
\初期費用無料!永久無料の独自ドメイン付き/
シン・レンタルサーバーとwpX Speedは何が違うの?

画像出典:wpX Speed
エックスサーバー株式会社が提供するサーバーには、ほかにも、wpX Speedというものがあります。
wpX Speedは2019年に登場した、WordPress専用のレンタルサーバーです。WordPressの高速表示や、急激なアクセス集中にも対応できるスペックなど、シン・レンタルサーバーと共通した要素が多くあります。
シン・レンタルサーバーとwpX Speedの表示速度には、ほぼ違いはありません。wpX Speedに備わっている機能も、以下のようにシン・レンタルサーバーと共通しています。
- NVMeによる高速表示
- ユーザーごとにCPUやメモリなどのリソースを確保し、常に安定稼働を実現
- WordPress簡単インストール・簡単移行機能
- WAF装備
- Web・メールデータ・MySQLデータベースの自動バックアップ
しかし詳細を比較すると、シン・レンタルサーバーとwpX Speedには、以下の面で違いがあることがわかります。
- WordPress以外のWebサイトも運用できるか
- 自動バックアップ機能の期間はどのくらいか、無料利用可能か
- 料金はどれだけの値段か
シン・レンタルサーバーは表示速度が速いレンタルサーバー

画像出典:シン・レンタルサーバー
シン・レンタルサーバーは、NVMeと超高速WordPress実行技術である、KUSANAGIを採用しています。WordPressで作られたWebサイトを高速で表示できますが、WordPress専用というわけではありません。
そのため、Webサイト構築で一般的なマークアップ言語の、HTMLやCSSだけで作られたWebサイトにも使用できます。自動バックアップの期間は過去14日間と長く、Web・メールデータ・MySQLデータベースを無料で復元してくれます。
「頻繁にデータベースをいじるから、気軽にバックアップを利用できるほうが良い」という方も、利用しやすいです。
月額料金は最安値のベーシックプランで770円(税込)、スタンダードプランなら1,540円(税込)。スタンダードプランのディスク容量は400GBなので、エックスサーバーのスタンダードプランより多めです。
\初期費用無料!永久無料の独自ドメイン付き/
wpX Speedはクラウド型のレンタルサーバー

画像出典:wpX Speed
wpX Speedは次世代接続インターフェースであるNVMeによって、WordPressサイトを高速で表示します。
独自機能としてオートスケール機能があり、サーバーへ過負荷がかかった際に、リソースの多いプランへ自動変更してくれます。wpX Speedがクラウド型のレンタルサーバーだからこそ、実現できた機能です。
クラウド型サーバーとは、1台の物理サーバー内に複数の仮想サーバーを個別に設置するサーバーです。CPUやメモリなどのリソースが個別に割り当てられるので、アクセス集中時にもWebサイトを安定して表示できます。
プラン変更の条件や上限プランも任意で設定できるので、予算に合わせた利用が可能です。ただし、WordPress専用サーバーなので、WordPressを使用していないWebサイトをwpX Speed上に開設できません。
自動バックアップ機能の期間も過去7日間と短く、メールデータのバックアップを復元するには、1回5,500円(税込)の手数料がかかります。
「Webサイトのデータだけバックアップできるなら良いよ。復元が必要にはならないだろうし」という方であれば、利用を検討しましょう。
月額料金は最安値のW1プランで上限1,320円(税込)、提供元おすすめのW2プランでは、上限2,640円(税込)と高め。ディスク容量もW1で200GBと、シン・レンタルサーバーよりも少なめなので、短期間の使用を考えている方にはおすすめです。
用途別おすすめのレンタルサーバー

画像出典:シン・レンタルサーバー
エックスサーバー株式会社が提供するレンタルサーバー3種類の特徴をまとめると、次のとおりになります。
- エックスサーバー:高速表示と安定性、豊富な運用実績、豊富なサポート機能
- シン・レンタルサーバー:WordPressサイトの高速表示と安定性、豊富なサポート機能
- wpX Speed:WordPress専用の高速表示、豊富なサポート機能
特徴を踏まえると、3種類のレンタルサーバーは、それぞれ以下の用途におすすめできます。
- サイトスピードにこだわるならシン・レンタルサーバー
- 安定性重視ならエックスサーバー
- ECサイトを運営するならwpX Speed
サイトスピードにこだわるならシン・レンタルサーバー
シン・レンタルサーバーは、Webサイトの表示速度にこだわりたい人におすすめです。
Webサイトの高速表示に特化していることは、検索エンジン上位表示施策であるSEOにおいても、有利に働きます。GoogleやYahooなどの検索エンジンは、ユーザーの利便性を第一に考えて設計されているからです。
Webサイトがすぐに表示されれば、ユーザーは素早く次のアクションに移れるので、利便性が高いことになります。シン・レンタルサーバーの評判でも、表示速度が速いなど高評価が多数見られました。
利便性の高いWebサイトを作り、よりSEO施策を重視したいなら、シン・レンタルサーバーを検討してみましょう。
\初期費用無料!永久無料の独自ドメイン付き/
安定性を重視するならエックスサーバー
Webサイトを安定して運営したいなら、エックスサーバーがおすすめです。
エックスサーバーは運用実績がシン・レンタルサーバーなどよりも長く、トラブルの解決策も調べやすいです。
Webサイトの高速表示にも対応しているので、SEO施策においても大きなメリットがあります。
ほかのユーザーの影響を受けずに、Webサイトの高速表示が可能なリソース保証機能も備わっています。エックスサーバーの評判では「安定性が高く使いやすいレンタルサーバー」などの高評価が多数見られました。
運用の安定性を重視する方は、エックスサーバーの利用を検討しましょう。
\国内シェア率No.1※!圧倒的人気を誇るレンタルサーバー/
※2023年10月時点、W3Techs調べ
関連記事:エックスサーバーの詳しい使い方
ECサイトを運営するならwpX Speed
ECサイトなど、大量アクセスが想定されるWebサイトを運営したいなら、wpX Speedがおすすめです。
アクセス集中時にオートスケール機能で対応できるので、大量のアクセスがあっても高速表示ができるからです。ただし、シン・レンタルサーバーもCPU・メモリなどのリソースが厳格に管理されています。
オートスケール機能による動作・表示安定か、バックアップ機能が使いやすいかを重視して選びましょう。
\WordPress専用の高速レンタルサーバー!/
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーに関してよくある質問
シン・レンタルサーバーと、エックスサーバーに関する、以下のよくある質問に対して回答していきます。
- シン・レンタルサーバーの評判が知りたい
- シン・レンタルサーバーのKUSANAGIって何?
- シン・レンタルサーバーとほかのレンタルサーバーを比較したい
シン・レンタルサーバーの評判が知りたい
シン・レンタルサーバーの評判には、以下のものがあります。
「エックスサーバーよりも表示が速い・安定性に問題なし」といった評価がされています。
wpXシン・レンタルサーバーが半額キャッシュバックキャンペーン中なので、ベーシックプランを3年契約しました。セルフバックも適用できたので、かなり安くレンタルサーバーが契約できておすすめです。 — めろ (@mero_affiliate) January 20, 2022
シン・レンタルサーバーのKUSANAGIって何?
KUSANAGIは、プライム・ストラテジー株式会社が提供するWordPress高速表示技術です。
Webのシステムが動作する全ての段階で高速化処理が設定されています。
WordPressが特に最適化されていますが、ほかのシステムでも、高速表示が実現できるようになっています。
現在では、エックスサーバーにも採用されているので、シン・レンタルサーバーと好きな方を選びやすいです。
シン・レンタルサーバーとほかのレンタルサーバーを比較したい
シン・レンタルサーバーとほかのレンタルサーバーを比較しました。料金やスペックを総合的に比較すると、あなたにぴったりのレンタルサーバーを選べます。
レンタルサーバー名 | 月額料金 | ディスク容量 |
---|---|---|
シン・レンタルサーバー | 実質385円〜(2024年1月9日(火)まで) | SSD300GB~600GB |
エックスサーバー | 693円~(12/19火曜日まで) | SSD300GB~500GB |
mixhost | 484円~(12/12火曜日まで) | SSD300GB~ |
ConoHa WING | 678円~(12/20水曜日まで) | SSD300GB~500GB |
ロリポップ! | 99円〜 | SSD150GB~1.2TB |
※金額は税込
レンタルサーバーごとに特徴が異なるもの。ブログの規模や目的に合ったおすすめのレンタルサーバーを見つけましょう。
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの違いまとめ
レンタルサーバーは機能や特徴にそれぞれ違いがあるので、どのレンタルサーバーを選べばよいか迷うこともあります。
しかし「自分がどんなWebサイトを運営したいか?」を考えて選べば、「大量アクセスに耐えられるか」「高速表示ができるか」など、重視するポイントが見えます。
「快適にWebサイトを運営したい!」方は、本記事を参考にし、自分にとってベストなレンタルサーバーを見つけてみてください。
\初期費用無料!永久無料の独自ドメイン付き/
コメント