トヨタ自動車の友山茂樹常務役員は5月29日に発表したテレマティクスを通じて収集したビッグデータを活用する情報サービスについて、サービス内容は顧客の要望に対し「フレキシブルに対応する」との方針を示した。
2002年のG-BOOKから始まったテレマティクス搭載車は10年間に累計330万台となり、その中でも常時通信を行う通信モジュールDCM(Data Communication Module)を搭載する車両は70万台にのぼる。
トヨタにおけるITの活用はテレマティクス分野にとどまらない。同社はITをクルマのビジネスとサービスを進化させる重要なツールと位置づけ、ドライバーが日常的に使うテレマティクス以外にも様々な形でITの活用を行ってきた。
サントリーとトヨタ自動車は5月18日から、ノンアルコール飲料とドライブをより楽しいものにするプロジェクト「ハッピーノンアル、ハッピードライブ」を大阪エリアから開始した。