消費者向けサイバーセーフティのグローバルリーダーであり、Gen(NASDAQ: GEN)の一員であるノートンは、AI生成コンテンツやデジタル上のなりすまし、オンライン上の人間関係など、子どもたちを取り巻く新たなリスクを分析した「2026年版 ノートン インサイトレポート:つながる子どもたち」を発表しました。

本レポートは、18歳未満の子どもを持つ日本の保護者がAIによる新たなオンラインリスクに強い懸念を抱く一方で、具体的な対策や子どもとの話し合いには十分な自信を持てていない実態を明らかにしています。AIによってオンライン上の“危険”の形が変化する中、親子間での会話を増やし、時代に合わせて備えをアップデートする必要性が高まっています。
調査サマリー
●57%の保護者が「自分の子どもがAI生成コンテンツと本物のコンテンツを見分けられる自信がない」と回答し、米国の32%を大きく上回る結果に
●67%の保護者が、「AIが子どもに関する偽画像や偽の会話の作成に悪用されること」を懸念。
●チャット機能付きオンラインゲームを子どもが利用していると回答した保護者は46%。そのうち、子どものゲーム内での体験について、以下の結果が明らかに。
・59%:ボイスチャットまたはテキストチャットで見知らぬ相手と会話
・43%:不適切または不快なメッセージを受信
・35%:ゲームを離れ、別のプラットフォームで会話を続けるよう誘導された
●日本で「オンライン上のリスクについて子どもと話すことに抵抗はない」と回答した保護者は53%で、米国の85%を大きく下回る結果に。
子どものAI利用を心配する保護者は多いが、具体的な対策を講じる保護者は少数
AIはすでに、子どもたちがオンライン上で情報を受け取り、人と関わる方法に影響を与えており、日本の保護者に新たな懸念をもたらしています。
日本では、保護者の57%が、「自分の子どもがAI生成コンテンツと本物のコンテンツを見分けられる自信がない」と回答しました。米国の32%と比べても高く、日本の家庭では、AI生成コンテンツを正しく見極める力に対する不安が特に大きいことが分かります。
また、67%が「AIが自分の子どもに関する偽画像や偽の会話の作成に悪用されること」を懸念しています。その一方で、アプリの利用制限やオンライン活動のモニタリング、AIについて子どもと話し合うことなど、AI関連のリスクを軽減するための対策をすでに講じている日本の保護者は23%にとどまりました。米国の58%を大きく下回っており、懸念の高さに対して具体的な備えが十分に進んでいない実態が浮き彫りになっています。
ノートンのグローバル詐欺リサーチ責任者であるレイラ・ビルジは、次のように述べています。
「保護者はこれまで長年にわたり、オンライン上の見知らぬ相手をどのように見分けるべきか、子どもたちに教えてきました。しかし、AIの登場によって、オンライン上における“危険”の形そのものが変化しています。投稿・共有された写真の悪用や改変、AIボットを利用したネットいじめ、信頼できる相手になりすます行為など、これまでになかった新たなリスクが生まれています。だからこそ、保護者はオンライン上の安全について、子どもとどのように話し合うべきかを改めて見直す必要があります
画像をめぐるリスクも、さらに複雑化しています。犯罪者がAI生成画像や偽の身元情報を使って子どもや若年層の信頼を得たうえで、実際の画像を共有するよう誘導し、その画像を金銭目的の性的脅迫などに悪用するケースがあります。こうした接触の多くは、SNSやオンラインゲーム、メッセージングアプリなどをきっかけに始まります。」
保護者から見えない環境で広がる、オンラインゲームに潜む未成年へのリスク
保護者が子どもにとって最も懸念しているプラットフォームとして最も多く挙げたのはTikTokで16%、次いでYouTubeが15%、XとInstagramがそれぞれ14%となりました。オンラインゲームは13%で5番目でした。
オンラインゲームというプラットフォームは、ほかのプラットフォームと比較してあまり警戒されていないようですが、子どもが実際に経験している行動を見ると、保護者からは見えにくい場所でリスクが蓄積している実態が明らかになっています。
保護者のうち、46%が「子どもがチャット機能付きのオンラインゲームをプレイしている」と回答しました。そのうち59%は「子どもがボイスチャットまたはテキストチャットで見知らぬ相手と会話したことがある」、43%は「不適切または不快なメッセージを受け取ったことがある」と回答しています。さらに、35%は「ゲームを離れ、別のプラットフォームで会話を続けるよう促されたことがある」と回答しました。このようなデータを見ると、オンラインゲームも、そのほかのSNSツールと同様に、常に危険と隣り合わせのプラットフォームであることがわかります。
レイラ・ビルジは、次のように述べています。
「オンラインゲームに付随するチャット機能は、子どもが実際にリスクにさらされやすい場所である一方、保護者にとってはSNSの利用以上に見えにくい傾向があります。子どもがゲーム内で知り合った相手に促され、プライベートなメッセージアプリへ移動した場合、その後のやりとりは保護者から把握されにくくなります。また、子ども自身も、それが保護者に相談すべき出来事だと認識していない可能性があります」
子どものオンライン上の行動を心配しながらも、子どもとの話し合いに踏み込めていない保護者が多数
今回の調査では、保護者がオンライン上の安全について子どもと話すことへの自信と、子どもが実際にとっている行動との間にギャップがあることも明らかになりました。
日本で「オンライン上のリスクについて子どもと話すことに抵抗はない」と回答した保護者は53%で、米国の85%を大きく下回りました。オンライン上のリスクが複雑化する一方で、日本では、こうしたテーマについて子どもと何を、どのように話せばよいのか、十分な自信を持てていない保護者が多いことがうかがえます。
その一方で、38%は「子どもが就寝時間や決められた時間を過ぎても端末を使用している」と回答しました。また、16%が「保護者がブロックしたはずのSNSやウェブサイトにアクセスしている」、15%が「露骨なコンテンツを見ている」、14%が「見知らぬ相手に個人情報やプライベートな情報を共有している」と回答しています。
こうした結果は、親子の間で会話がまったく行われていないことを意味するものではありません。一方で、日本では会話そのものへの自信が相対的に低く、オンライン上の新たなリスクについて、何を、どのように伝えるべきかを支援する必要性が高まっていることを示しています。
AI時代の親子の“話し合い”を支援するブログを公開
今回の調査は、デジタル時代における子育てそのものが、大きな変化の中にあることを示しています。これまで、見知らぬ相手との交流やパスワード管理、モバイルデバイスの利用時間などに焦点を当てていた親子の会話は、AI生成画像、デジタル上のなりすまし、オンライン上の人間関係、そして「目にしたものが必ずしも本物とは限らない」環境における批判的思考にまで広がっています。
こうしたテーマについて、家族がより話し合いやすくなるよう、ノートンはAI時代の親子コミュニケーションをテーマにしたブログシリーズ「The Bots & The Bees」(英文)を公開しました。本ブログシリーズでは、専門家の知見や実践的なアドバイス、家庭で活用できる各種情報を紹介しています。
「Norton Insights Report:Connected Kids」の全文(英文)は以下よりご覧いただけます:
https://us.norton.com/blog/research/connected-kids-insights-report-2026
本レポートには、SNSの年齢要件やプラットフォーム別の懸念点、AI関連のリスクへの対応に役立つ家庭向けのガイダンスなど、追加の調査結果も収録しています。また、「ノートン 360」は、オンライン活動のモニタリング、モバイルデバイスの利用時間の設定、コンテンツのフィルタリング、複数のデバイスにおける個人情報の保護などを支援する機能を提供しています。
「2026年版 ノートン インサイトレポート:つながる子どもたち」について
本調査は、2026年5月29日から2026年6月13日にかけて、日本国内の18歳以上の成人1,000人を対象にオンラインで実施されました。必要に応じて、年齢、性別、地域でウェイト調整を行い、全国を代表する結果となるよう設計されています。
※本調査における「保護者」は、18歳未満の子どもを持つ保護者を指します。
ノートン製品情報
■個人情報の流出を検知し、メールとアプリで通知、被害時に365日電話でサポート!
ノートン(TM) IDアドバイザー:https://jp.norton.com/products/identity-advisor
ノートン(TM)️ 公式ストア:https://jp.norton.com/
流出した個人情報は、ダークウェブ等で売買され、不正利用される可能性があります。ノートンはインターネットをパトロールし、お客様の個人情報が流出した場合、メールとアプリでお知らせします。また、SNSアカウントの乗っ取り、フィード内の危険なリンクや不適切コンテンツを警告します。個人情報の不正利用被害にあった場合は、365日復旧支援スペシャリスト(日本拠点)がトラブル解決をサポートします。関連機関と三者通話を行い、サポートさせていただく場合もございます。
*対象SNS等、機能の詳細はHPをご確認ください。

■パソコン、スマホをオールインワンで守るセキュリティソフト
ノートン(TM) 360:https://jp.norton.com/360
ノートン 360デラックスは、パソコン、スマホ、タブレットなどのデバイスとWi-Fi通信等をオールインワンで守るセキュリティソフトです。詐欺サイトやウイルスなどサイバー攻撃の脅威を検知し、防御する他、インターネット利用時に通信内容を盗み見されないように暗号化するVPN機能を搭載。その他、お子様を守るための保護者機能、個人情報流出を検知するダークウェブモニタリング機能、パスワードを安全に管理するパスワードマネージャー機能など、消費者の皆様が、より快適かつ安全にインターネットを利用できるようになる機能を多数搭載しています。
*ノートン 360 スタンダード版には、保護者機能とダークウェブモニタリング機能は搭載していません。

ノートンについて
ノートンは、消費者向けサイバーセーフティのリーダーであり、デジタルの自由(Digital Freedom)の実現を目指すグローバル企業Gen(NASDAQ: GEN)のブランドです。受賞歴のあるセキュリティソリューションを通じて、世界中の何百万人もの個人やファミリーに対し、デバイス、オンラインプライバシー、個人情報を保護するための包括的なセキュリティを提供しています。
ノートンの製品・サービスは、AV-TEST、AV-Comparatives、SE Labsなどの第三者評価機関による認証を取得しています。また、ノートンはストーカーウェア対策を推進する国際的な団体「Coalition Against Stalkerware」の創設メンバーでもあります。
詳しくは、Norton.comをご覧ください。
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

