産業用3Dデータ特化のbestat、シリーズAラウンドを総額3.1億円でクローズ - PR TIMES|RBB TODAY
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産業用3Dデータ特化のbestat、シリーズAラウンドを総額3.1億円でクローズ

現場の3Dデータが世界をつなぐ共通言語に。フィジカルAI時代を視野に、台湾VC Darwin Venturesら複数社が参画

産業用3Dデータ特化のAIスタートアップ bestat株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松田 尚子、以下bestat)は、シリーズAの全ラウンドを終了し、総額3.1億円のエクイティ調達を完了しました。
今回新規で参画した引受先は、栖峰投資ワークス株式会社、台湾のVCであるDarwin Venture Management Corporation、NANKAI NEXT Ventures 株式会社、みずほキャピタル株式会社、株式会社フィデアキャピタル、他3社です。



デジタルツインが創る共通言語、その先のフィジカルAI
bestatはこれまで、製造業やインフラの領域において複数の現場でデジタルツイン構築の実績を積み重ねてきました。デジタルツインには、空間を俯瞰し、サイロ化された情報をつなぎ、すべてのプロセスを見通せるようにする役割があります。それは、異なる立場の人たちが同じ現実を共有するための共通言語です。例えば工場では、現況の可視化やメンテナンス等のため、設計・生産・保守部門、協力会社や取引先まで、立場の異なる関係者が1つの共通したデータを俯瞰できることで、全てのプロセスの全体最適が実現します。
また3Dデータは、これまで2次元の情報を複数組み合わせて伝えていた内容を、瞬時に、誰にでも直感的に伝えることが可能で、更新され続けることで時系列に添う空間情報として記録され、XYZの空間軸と時間軸を合わせた情報を蓄積できます。この3Dデータの価値は今まさに見出され始めた段階にあり、データ量や活用シーンが増えるほど、今後さらに新たな価値が明らかになっていくと考えています。
フィジカルAIの領域では、飛躍的なAIの進歩により、ロボットと人間の協働が始まっています。ロボットが人間と安全に協働するためには、現実をそのままデータ化した3Dの空間情報が欠かせません。3Dデータが可視化や共通言語にとどまらず、ロボットを動かす基盤にもなることも、価値の一つです。

「3D.Core」内のデータはまだ世界の0.0006%。そこから目指す未来
世界の陸地面積は約1億4,900万km²。そのうち、産業用3Dが活用されうる工業・商業用地、道路等は、約68.1万km²(0.46%)です(※1 ※2 ※3)。この産業用3D活用が見込まれる空間に対し、現在bestatが「3D.Core」シリーズで保有するデータは、その約0.0006%(約3.85km²)にすぎません。それを、私たちは今後毎年10倍ずつ増加させ、2030年には、世界で産業用3Dデータを必要とする空間の6%に対し、「3D.Core」を提供します。
今回の調達を機に、bestatの強みであるアルゴリズム開発をさらに加速するとともに、デジタルツイン、ひいてはフィジカルAIの価値を世界中に伝え、その未来を共創する仲間を増やしていきます。

※1 世界陸地の土地利用比率:Hannah Ritchie and Max Roser (2019) "Half of the world's habitable land is used for agriculture", Our World in Data(データ提供元:国連食糧農業機関(FAO))
https://ourworldindata.org/global-land-for-agriculture
※2 日本の土地利用内訳:国土交通省「令和2年版土地白書」(図1-1、平成30年時点データ)を基に、国土交通省「土地基本調査総合報告書」より引用
※3 世界全体の工業・商業用地等の推計値は、上記※1のグローバルデータに、上記※2の日本国内の宅地・道路内訳比率を按分して算出したbestat独自の試算です。

シリーズAラウンド 2ndクローズ以降における引受先について
- 栖峰投資ワークス株式会社
- Darwin Venture Management Corporation
- NANKAI NEXT Ventures 株式会社
- みずほキャピタル株式会社
- 株式会社フィデアキャピタル
- とっとりキャピタル株式会社
- 株式会社北海道共創パートナーズ
他1社


投資家コメント
今回ご出資いただいた投資家の皆さまからは、これまでの実績だけでなく、海外市場においても競争力を持つ3Dデータ生成・処理技術およびAI関連技術、そして今後のフィジカルAI市場の発展に伴って高まる3Dデータ活用市場の成長性を高く評価いただきました。



Darwin Venture Management (達盈管理顧問股份有限公司)
Managing Partner, Kay Lin 氏
※Darwin Venture ManagementはDarwin Angel Investment CorporationのGeneral Partner

The adoption of digital twins in manufacturing is expected to accelerate globally, driven by rapid advances in AI and robotics. In this context, technologies that enable the efficient creation and utilization of high-quality 3D data will serve as a critical foundation for bringing digital twins into real-world industrial applications.
At Darwin Ventures, we highly value bestat's 3D data processing technology and its technical foundation. In particular, we believe its ability to generate and manage highly accurate yet lightweight 3D representations of real-world environments offers strong practical value across a wide range of industries, especially manufacturing, and has the potential to compete successfully in the global market.
Through this investment, we are delighted to support bestat in accelerating its expansion into Asian markets, including Taiwan.

(日本語訳)
製造業におけるデジタルツインの活用は、AIやロボティクスの進化を背景に、今後世界的な拡大が期待される分野です。その中で、高品質な3Dデータを効率的に生成・活用する技術は、デジタルツインを実社会へ普及させるための重要な基盤になると考えています。
Darwin Venturesでは、bestat社が有する3Dデータ処理技術とその技術基盤を高く評価しています。特に、現実空間を高精度かつ軽量な3Dデータとして扱う技術は、製造業をはじめとする幅広い産業において実用性が高く、グローバル市場においても十分な競争力を有すると考えています。
今回の出資を通じて、bestat社の台湾を含むアジア市場への展開を支援していけることを大変嬉しく思います。






NANKAI NEXT Ventures 株式会社
代表取締役社長
古山 邦彦 氏

産業現場の3Dモデル生成・運用・更新は、物理世界をデジタル世界に接続するための技術的に高難度の中核工程であり、bestat社は、この中核工程の技術基盤を担う稀有な企業であると認識しております。
bestat社が、顧客企業と産業現場にとことん向き合い、3Dデータ技術の社会実装を「産業×現場×用途」で垂直に深堀りし磨き込みを重ね続けておられる事業スタイルに、公共交通インフラをグループ事業背景とする弊社としても、深い共感とともに高く評価させていただき、出資させていただきました。
bestat社が、この大きなポテンシャルのある、新しく、進化の著しい、デジタルツインの領域において、「産業×現場×用途」にこだわりぬいて、世界の先頭集団を走り、大きな発展をされることを期待しております。






みずほキャピタル株式会社
投資第6部 インベストメントマネージャー
渡辺 練 氏

bestat社は東京大学松尾研究室発の独自アルゴリズムを活用し、高品質、高速かつ軽量で扱いやすい3Dデータ生成が可能な稀有なポジショニングを確立しています。強みとしてサービスのクオリティはもちろん、顧客の業務プロセスに深く入り込んだ現場実装に最適なサービス設計であること、今後ますますの成長を期待させる経営者・組織体制を構築されていることも高く評価させていただき、今回の投資を実行させていただきました。今後、フィジカルAI領域においては、ロボットやドローンの自律化の流れであり、そこに不可欠な高精度デジタルツインの生成を通じて、学習・シミュレーションの高度化に貢献する技術として一層の活躍を期待しております。みずほグループの総合力を活かし、bestat社の事業成長を継続的に支援してまいります。




代表コメント:空間が鼓動し始めるその瞬間に立ち会いたい


代表取締役 松田 尚子

世界中の空間には、まだデータになっていない現実が残されています。工場の設計図、生産ラインの記録、保守の報告書。それぞれの情報は静止したまま孤立し、同じ空間にいるはずの担当者もまた、異なる現実を見ています。比較し、つなげ、それぞれの理想を共有できれば、もっと全体最適に近づくことができる。
これらの情報を1つの空間データでつなぐとき、全員が同じ現実を共有し、時間軸でデータが連なり、空間自動化への道が開けます。設計から生産、保守、そしてロボット化まで、プロセスに関わる人々の心を1つのデータで1つにし、空間が鼓動し始めるその瞬間を、私たちはつくります。
「現場は生き物」--現場で働く方々から、日々聞かせていただく言葉です。
生きているからこそ、日々観察し、改善し、不具合があればすぐに対処する。私たちが向き合うべきその現場は、日本だけでなく世界中に無数にあります。2030年には、世界の産業用3Dデータを必要とする場所の6%のデータを「3D.Core」が提供します。そのデータが1年に1回ではなく、1ヶ月に1回、1日に1回必要、となると、私たちの歩みも必然的に加速します。

日本は、世界に誇る製造業の生産現場とインフラ設備を保有しています。私たちは、この日本でデジタルツインのためのデータプラットフォーム「3D.Core」を開発しました。さらにこの挑戦を世界に拡げていけることを誇りに思っています。今回の資金調達を力に、私たちは進んでまいります。



「3D.Core」について
「3D.Core」は、東京大学松尾研究室発のbestatが開発する産業向け3Dデータ活用プラットフォームです。画像・動画・点群・360度動画など、現実空間で取得される多様なデータを高精度に3D化し、取得・生成・処理・活用までを一気通貫して支援します。
製造業・インフラ分野を中心に導入されており、デジタルツイン構築、生産技術、設備保全・点検、レイアウト検討などの業務で活用されています。これにより、現場で取得したリアルな情報をデジタル上で扱える3Dデータへと変換し、日常業務の中でリアルとデジタルをつなぎます。
https://bestat-data.com/3dcore
bestat株式会社
会社名 :bestat株式会社
代表  :代表取締役 松田 尚子
設立  :2018年
所在地 :〒107-0052 東京都港区赤坂1-14-14 第35興和ビル 507
事業内容:
     ・3Dデータの取得・生成・処理・活用プラットフォーム「3D.Core」シリーズの提供
     ・3Dデータ処理API提供
     ・デジタルツイン、フィジカルAI環境構築
     ・3Dデータ・3D CAD活用にまつわる業務のAIエージェント開発
URL  :https://bestat-data.com

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