株式会社Review(リビュー/大阪市中央区/代表取締役:藤本茂夫)は、全国の飲食店開業データをもとに、7月25日「かき氷の日」に先立って、店名にかき氷関連のキーワードを含む185店舗を対象に、開業時期や地域ごとの傾向を分析しました。
夏になると、行列のできるかき氷店や、旬のフルーツをふんだんに使った限定メニューが話題となり、毎年多くの人がかき氷を求めて各地の人気店を訪れます。
近年では、かき氷は「暑い日に食べるもの」という存在から、「その店ならではの一杯を味わうために訪れる夏のスイーツ」へと変化し、専門店も各地で見られるようになりました。
一方で、こうした店舗は、実際にはいつ開業しているのでしょうか。
「夏の商品だから、夏にオープンする店が多いのではないか」。そんなイメージを持つ人も少なくありません。しかし、開業データを分析すると、そのイメージとは少し異なる傾向が見えてきました。

開業ピークは7月 4月から始まる"夏支度"
全国185店舗の開業時期を分析したところ、開業数が最も多かったのは7月の39件でした。続いて6月が36件、4月が27件という結果となりました。
7月が最多となったことは、夏に需要が高まるかき氷という商品を考えると自然な結果ともいえます。一方で、4月が3番目に多かった点は、今回の分析の中でも特徴的な結果でした。
一般的には「暑くなってから開業する」というイメージがありますが、実際には春の段階から多くの店舗が営業を開始していました。
つまり、かき氷店は夏本番を迎えてから出店するのではなく、その前から計画的に準備を進めていることがうかがえます。
夏本番より前に開業する背景とは
4月という開業時期には、いくつかの背景が考えられます。4月下旬から始まるゴールデンウィークは、春の大型連休として多くの人が外出する時期です。
気温も徐々に上がり始め、冷たいスイーツへの需要が高まり始めます。そのタイミングに合わせて営業を始めることで、夏本番を迎える前から集客や認知度の向上につなげる狙いがあるのかもしれません。
また、新店舗の運営は、オープン直後からすぐに軌道に乗るとは限りません。メニューの調整やオペレーションの改善、口コミの獲得など、店舗を育てていく期間も必要になります。
そのため、繁忙期である夏を迎える数か月前に開業し、営業基盤を整えておくという考え方も十分に考えられます。
今回のデータからは、かき氷店の開業は「夏に合わせる」のではなく、「夏に備える」という意識で進められている可能性が見えてきました。
東京都が最多 全国各地で広がるかき氷店
都道府県別では、東京都が9.7%で最も多く、大阪府7.0%、千葉県・愛知県が各6.5%、茨城県5.9%と続きました。
東京都が最も多かった背景には、人口規模や飲食市場の大きさに加え、新しいスイーツや専門店が受け入れられやすい環境があることも一因と考えられます。
また、大阪府や千葉県、愛知県に加え、茨城県も上位にランクインするなど、かき氷店は都市部だけに偏ることなく、全国各地で開業が進んでいることが分かりました。
今回の結果からは、かき氷が夏の定番スイーツとして幅広い地域に根付き、多様なエリアで店舗展開が進んでいる様子がうかがえます。
開業時期から見えた、夏の人気店が生まれるタイミング
今回の分析で特徴的だったのは、「夏の商品だから夏に開業する」というイメージとは異なり、実際には春から開業が始まっていたことです。開業には、物件選びや店舗づくりだけでなく、スタッフの採用や教育、メニュー開発、仕入れ先との調整など、さまざまな準備が必要になります。
さらに、開業直後から多くの来店客を迎えられるとは限らず、営業を重ねながら店舗運営を改善し、地域で認知を広げていく期間も欠かせません。
今回のデータでは、4月から開業が増え始め、6月、7月へと続く流れが見られました。
こうした動きからは、夏本番を迎えてから営業を始めるのではなく、繁忙期に向けて計画的に店舗づくりを進める事業者の姿勢が読み取れます。
季節性の高い業態だからこそ、需要が高まるタイミングを見据えた開業戦略が重要になっているのかもしれません。

データが映し出す、季節ビジネスの動き
今回の調査では、店名に「かき氷」「氷屋」「氷菓」を含む店舗の開業時期を分析しました。その結果、夏に注目を集めるかき氷店も、開業は夏ではなく春から始まっていることが分かりました。
開業データには、「いつ開業するのか」という事業者の判断が反映されています。開業時期を分析することで、季節商品の裏側にある市場の動きや、事業者の戦略が見えてきます。
株式会社Reviewでは、全国の店舗・法人データを活用し、営業活動や市場調査に役立つデータを提供するとともに、市場の変化を可視化する情報発信を行っています。
今後もデータ分析を通じて、さまざまな業界の動向や新たな発見を発信してまいります。
<調査概要>
調査対象データ:2026年6月時点全件
対象地域:全国
対象業態:店舗名に「かき氷」「カキゴオリ」「氷屋」「氷菓」を含む店舗
調査件数:185件(2026年6月時点開業分)
調査方法:全国の行政からの開業情報をもとに、株式会社Reviewが独自にクレンジング・集計したデータより算出
データについて:行政機関ごとに公開形式や取得方法が異なるため、紙・PDF・Excel等の情報を独自にデータベース化。重複データや表記ゆれ等を除外し、開業データとして集計しています。
分析実施日:2026年7月8日に分析・集計を実施完了いたしました。
■YOROZU DATAについて
本リリースで使用しているデータは、株式会社Reviewが運営するデータプラットフォーム「YOROZU DATA(ヨロズデータ)」にて提供しております。

YOROZU DATAは、全国の飲食店や美容室、薬局などの店舗情報や法人情報を検索できるデータベースサービスです。営業リストの作成やマーケティング、市場調査、出店戦略の立案などに活用されており、本リリースで使用している飲食店開業データもYOROZU DATAで提供しています。
アカウント登録は無料で、必要なデータを必要なタイミングで利用できる仕組みを提供しています。
YOROZU DATAについて
「ビジネスをラクに、生活を楽に」
Reviewはこれからも、あらゆる可能性にチャレンジし続け、Reviewのデータサービスを通して沢山の企業の新たなビジネスチャンスを創り、地域経済の活性化に貢献していきたいと考えております。
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【株式会社Reviewについて】
<商号> 株式会社Review(リビュー)
<代表者> 代表取締役CEO 藤本 茂夫
<所在地> 〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-4-7おおきに御堂筋瓦町ビル8F
<設立> 2016年3月
<資本金> 112,620,000円(準備金 100,620,000円)
<事業内容> データプラットフォーム「YOROZU DATA」の運営・企画・開発
IT×人によるオリジナルクレンジング技術の提供
<受賞> オール大阪企業家支援プロジェクト StartUP 第11回ビジネスプランコンテスト 特別大賞
<HP> https://re-view.jp/
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担当:五味川 / 高石
Email:[email protected] / [email protected]
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