
東京 ─ 2026年5月28日 ─ オープンなオブザーバビリティプラットフォームを提供するGrafana Labs(本社:米国ニューヨーク市、共同創業者兼CEO:ラジ・ダット、以下「Grafana Labs」)は、本日、東京・銀座に、世界で初となる「エグゼクティブ・ブリーフィング・センター(Executive Briefing Center、以下EBC)」を開設したことを発表しました。日本法人「グラファナラボ日本合同会社」設立から約半年、Grafana Labsとして初の物理的な拠点となる本EBCは、日本のお客様、パートナー、そしてエンジニアコミュニティに対し、Grafanaのソリューションを直接体験いただける場として、5月28日より始動します。
Grafana Labsは2014年の創業以来、本社オフィスを持たない完全リモートファーストの企業として運営されています。3人の共同創業者がそれぞれ異なる大陸に住んでいたことを起点に、現在では世界40か国以上に1,500人を超える社員が在籍しています。透明性、知見の共有、そしてグローバルなコミュニティへの深い信頼を通じて人々をつないできた同社にとって、物理的なEBCを開設することは、自然な、そして満を持しての次の一歩です。
EBC設立の背景 ── 日本市場へのコミットメントを「場」として表現する
日本は、Grafana Labsにとって単なる有望市場ではなく、すでに明確な事業モメンタムが生まれている市場です。日本国内では現在、月間5万人を超えるオープンソース版Grafanaのアクティブユーザーがおり、コミュニティ主導の技術的な採用が広がっています。加えて、日本関連のARRは過去2年間で約5倍に成長しており、コミュニティで培われた信頼が、実際の商談・導入・顧客基盤の拡大へとつながり始めています。こうした成長の背景には、日本市場におけるオブザーバビリティ需要の高まりがあります。富士キメラ総研の調査によれば、日本のオブザーバビリティ市場は2024年の946億円から2028年には1,138億円へ拡大すると見込まれています。生成AI、クラウドネイティブアーキテクチャ、デジタルサービスの進展により、システム運用の複雑性は増しており、信頼性や運用効率は技術部門だけでなく経営にとっても重要なテーマになりつつあります。
日本でGrafanaの成長を最大限に引き出すには、デジタル上の存在だけでは不十分です。同社は、オープンソースとコミュニティによって信頼を築き、対面の顧客エンゲージメントによってその信頼を導入へとつなぎ、さらにパートナーとの連携によって市場全体へ拡大していくという成長モデルを重視しています。日本においてEBCは、その3つを結びつける場として機能します。すなわち、コミュニティのハブであり、顧客との対話の場であり、パートナー連携を深める拠点でもあります。
完全リモートファーストを掲げるGrafana Labsが、新しいかたちの顧客エンゲージメントハブとして、同社が世界で初めて構えた拠点です。日本での成長を支えながらも、Grafana Labsのリモートファーストな働き方を貫くために設計されています。
空間設計のこだわり ── オープンであること、可変であること
銀座という立地は、お客様が「ちょっと寄ってみよう」と思える、開かれた場所であることを重視して選定されました。約9か月にわたる物件探しを経て、Grafana Labsのカルチャー、すなわち「透明性、オープンであること、自律的に動くこと」を空間として表現できる場所として、現在のフロアが選ばれました。EBCの空間設計には、Grafana Labsのプロダクト哲学そのものが反映されています。最も象徴的なのは、天井をすべて抜いた「スケルトン仕上げ」です。オブザーバビリティ、つまり「見えること」を事業の核にしている企業が、空間そのものでもその思想を体現する。これは意図的な設計判断です。
内装は白を基調としたクリーンな空間に、Grafanaを象徴する鮮やかなオレンジを差し色として配しました。家具はできる限り可動式のものを採用し、ミートアップやコミュニティイベントでは50人規模の集まりにも対応できるオープンスペースへと変化させることができます。固定ではなく可変、用途に応じて空間自体が形を変える。それがEBCの設計コンセプトの根幹です。
3つの会議室には、それぞれ「琥珀」「翡翠」「御影」と、日本の石・鉱物の名前が付けられました。鉱物が長い年月をかけて地中で形作られていくように、お客様とともに時間をかけて関係を築いていきたいというチームの想いが込められています。グローバル企業でありながら、この場所が日本に根を下ろすものであることを、名前からも感じていただける設計です。
また、製品デモンストレーションエリアから会議室へとシームレスに移動できる「隠し扉」も設置されました。壁と一体化したデザインで、お客様をお迎えする際のサプライズを演出します。
今後の展開
Grafana Labsは今後、東京EBCを起点に、日本市場における成長をさらに本格化していきます。EBCでは、お客様向けのエグゼクティブブリーフィングやプロダクトデモ、技術ワークショップ、パートナー向けのイネーブルメント、そして開発者コミュニティ向けイベントなどを継続的に開催していく予定です。これにより、コミュニティで生まれた信頼を顧客導入へとつなげ、さらにパートナーとの協業によって市場全体へ広げていく循環を強化していきます。また、Grafana Labsは人的投資も進めています。2026年4月には、日本で初となるデベロッパー・アドボケイトおよびチャネルマネージャーを採用しました。今後はパートナー領域の体制強化も進め、日本のお客様、パートナー、コミュニティとの接点をより密にしていきます。
Grafana Labs 共同創業者兼CEO Raj Dutt(ラジ・ダット)は、次のように述べています。
「Grafana Labsは創業以来、リモートファーストの会社として成長してきました。だからこそ、東京に世界初のExecutive Briefing Centerを開設することには特別な意味があります。日本で既に生まれているコミュニティの勢いと事業成長を、より大きな市場機会へとつなげるための新しい拠点です。日本では、オブザーバビリティがこれまで以上に戦略的なテーマになりつつあります。私たちはこのEBCを通じて、お客様、パートナー、そしてコミュニティと、より深く、より実践的な形で関わっていきたいと考えています。」
エグゼクティブ・ブリーフィング・センター 概要
● 名称:Grafana Labs Executive Briefing Center(グラファナラボ エグゼクティブ・ブリーフィング・センター)● 所在地:東京都中央区銀座
● 開設日:2026年5月28日(本格始動)
● 主な機能:プロダクトデモンストレーション、お客様向けブリーフィング、コミュニティイベント、ミートアップ、パートナー向けトレーニング
● 会議室:3室(琥珀、翡翠、御影)
● 収容人数:イベント時 最大50名規模
Grafana Labsについて
Grafana Labsは、オープンソース、オープンスタンダード、オープンエコシステム、オープンカルチャーの4つの原則を創業理念に掲げ、オブザーバビリティ・プラットフォームを開発・ 提供しています。当社のフルマネージド型オブザーバビリティプラットフォームであるGrafana Cloudは、高い柔軟性を備え、あらゆる規模の環境に対応できるスケーラビリティを持つよう設計されています。
Grafana Cloudが提供する「現場で即戦力となるAI ~ Actually useful AI」により、企業は膨大なシステムデータを横断的に可視化・分析し、障害対応やパフォーマンス改善の意思決定を迅速に行えます。
現在、Anthropic、Bloomberg、NVIDIA、Microsoft、Salesforceをはじめとする7,000社以上のお客様と3,500万人を超えるユーザーの皆様に、アプリケーションおよびシステムの安定稼働の確保、インシデントの迅速な解決、そしてテレメトリの最適化によるノイズ削減とコスト抑制のためにGrafana Labsをお選びいただいています。
Lightspeed Venture Partners、Sequoia Capital、GIC、Coatue、J.P. Morgan、CapitalG、Lead Edge Capitalをはじめとする、世界をリードする投資家の皆様からご支援をいただいています。
当社は、40か国以上に1,500名を超えるチームメンバーを擁するフルリモート企業です。詳細はgrafana.com/jaをご覧ください。また、X(https://x.com/grafanaJP/)にて最新情報を随時発信しています。
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