東陽テクニカ、米国PCB社製の三軸加速度計 2製品を販売開始 - PR TIMES|RBB TODAY
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東陽テクニカ、米国PCB社製の三軸加速度計 2製品を販売開始

電動化が進む自動車産業向けに、高電圧や低周波などの幅広い環境で安全かつ高精度な振動計測が可能なラインアップを拡充 「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」で国内初の実物展示

株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:高野 俊也(こうの としや)は、2026年5月より、PCB Piezotronics, Inc.(本社:米国ニューヨーク州、General Manager:Joe Van Slycke)製の高電圧絶縁小型ICP(R) ※1三軸加速度計「HV356A03」と、静電容量型小型DC応答三軸加速度計「3753Aシリーズ」の販売を開始いたします。いずれの製品も、EVやPHEVといった電動化車両や、SDV(Software Defined Vehicle)など、車両の高度化が進む自動車産業のお客様を中心に、安全かつ高精度な振動の計測に寄与するものです。

2026年5月27日(水)~29日(金)に開催される「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」にて国内で初めて実製品を展示いたします。ぜひ東陽テクニカのブースにお立ち寄りください。

※1:Integrated Circuit Piezoelectricの略称。アンプ内蔵を表すPCB社の登録商標


高電圧絶縁小型ICP(R)三軸加速度計「HV356A03」

静電容量型小型DC応答三軸加速度計「3753Aシリーズ」


【 背景/概要 】

三軸加速度計は、対象物の振動を測定するために用いられます。微細な動きを、XYZの三軸から同時に測定し、電気信号に変換するとともに、データロガーなどと組み合わせて使用することで、振動を数値化して測定することが可能です。車両の耐久性・堅牢性を高めるための振動試験や、自動車でドライバーが不快に感じる振動や騒音を軽減するために実施する構造解析などで活用されています。
近年、自動車産業においては、EV、PHEVの開発が加速し、電動化・高電圧化が急速に進んでいます。車体の構造が複雑になる一方で、燃費の向上に向けた軽量化も求められています。他方で、大容量の電圧バッテリーや、高出力モータの搭載により、エンジン車とは異なる振動・共振が発生しやすくなっています。これらの振動は周辺部品に伝わりやすく、影響評価が必要になります。さらに、電動化によってエンジン音が低減したことで、従来は目立たなかった微細な振動も課題となり、より高度な振動測定が求められています。
PCB社は、自動車・機械・防衛・航空宇宙産業を中心に世界50カ国以上での販売実績を有するセンサーメーカーです。東陽テクニカは、PCB社の日本における総販売代理店として、国内向けに同社製センサー・加速度計などの販売・展開を手掛けています。このたび、PCB社の2種の製品ラインアップを加えることで、より幅広い測定ニーズに応えてまいります。
東陽テクニカは、今後もモビリティ分野の様々な“はかる”ニーズに対して、最先端の計測ソリューションを提供し、技術革新の推進に貢献してまいります。

【 新製品1.高電圧絶縁小型ICP(R)三軸加速度計「HV356A03」 】

「HV356A03」は、最大2,000VDCまでの高電圧環境下でも振動計測が可能なモデルです。モータやインバータ、バッテリーなど、高電圧なコンポーネントの振動や、自動車の快適性を示すNVH(騒音・振動・ハーシュネス)の評価に際して、実機に通電した状態で安全に使用することができます。サイズは高さ・長さ・幅ともに8.64mmと小型で、かつ非導電性ハウジングを採用していているため、通電したコンポーネントに直接取り付けることができ、精度の高い振動測定を実現します。また、既存のデータロガーもそのまま使用可能です。
EVバッテリーモジュール/パック内部の振動計測、インバータ・DC/DCコンバータの通電時振動測定、インバータ・ドライブ制御部品の振動試験、電動パワートレイン(モータ・ギアボックス)の監視、通電状態の高電圧部品の振動評価、EV開発・検証時の振動解析などにおいて、安全かつ高精度な振動計測を実現し、次世代電動車両の開発・評価・検証を支援します。

▶主な特長
・最大2,000VDCまでの高電圧に対応
・感度:10 mV/g、測定範囲:±500 g
・三軸同時計測
・TEDS(Transducer Electronic Data Sheet)対応
・耐久性の高いポリマー製ハウジング
・二重被覆の一体型ケーブルによる耐摩耗性向上
・安定した周波数応答、低ノイズ、高耐衝撃性能

▶製品データ
・製品名:高電圧絶縁小型ICP(R)三軸加速度計「HV356A03」
・販売開始日:2026年5月
・販売価格:要お見積り
・製品ページ:https://www.toyo.co.jp/mecha/maker/detail/pcb

【 新製品2.静電容量型小型DC応答三軸加速度計「3753Aシリーズ」 】

「3753Aシリーズ」は、DC(0Hz)から低周波域まで対応できる、可変容量(VC:Variable Capacitance)方式のMEMS加速度計です。定常加速度や低周波振動を含めた計測ができ、±2g~±40gまでの複数レンジに対応できる全5タイプをラインアップしています。
重さが12g、サイズが長さ25.4mm x 幅19.1mm x 高さ8.9 mmと、非常に軽量かつ小型であることが特長です。自動車ではサスペンションやホイールなど、十分なスペースの確保が難しかった場所にも設置できます。車両の乗り心地の評価をはじめ、鉄道の走行品質評価、モータースポーツにおける車体挙動計測、航空・フライト試験やシミュレータ評価、さらには橋梁・建築構造物といったインフラ設備の中長期的なモニタリングなど、幅広い分野で活用いただけます。

▶主な特長
・DC応答対応(定常加速度・傾き測定が可能)
・三軸同時計測
・測定レンジ:±2g / ±5g / ±10g / ±20g / ±40g
・MEMS方式による低ノイズ・高温安定性
・小型・軽量アルミ筐体
・IP67準拠(防塵・防水)
・耐衝撃性能:最大5,000g
・単電源駆動(5~32 VDC)
・出力:アナログ電圧出力(0.5~4.5V)

▶製品データ
・製品名:静電容量型小型DC応答三軸加速度計「3753Aシリーズ」
「3753A1240G」、「3753A1220G」、「3753A1210G」、「3753A125G」、「3753A122G」
・販売開始日:2026年5月
・販売価格:要お見積り
・製品ページ:https://www.toyo.co.jp/mecha/maker/detail/pcb

【 PCB社からのコメント 】

PCB Piezotronics, Inc.
ICP(R) (IEPE) Accelerometers Product Manager
Kevin Kolmetz
「HV356A03は、既存の三軸加速度計にポリマー製の筐体を採用することで、最大2,000 VDCの高電圧から保護し、電気自動車システム内での高精度な計測を可能にするとともに、誤放電の可能性を低減します。」

PCB Piezotronics, Inc.
MEMS Product Line Manager
Jennifer MacDonell
「3753Aは、小型化と優れた性能を両立させながらセンサーコストを削減することで、お客様に価値を提供するという当社のコミットメントを実現します。」

【 新製品を出展する展示会について 】

・開催展名:人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA
・会期:2026年5月27日(水)~5月29日(金) 10:00~17:00
・会場:パシフィコ横浜 展示ホール・ノース
・東陽テクニカブース番号:119
・イベント公式サイト:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/
・出展お知らせページ:
https://www.toyo.co.jp/mecha/seminar/detail/ate_expo_2026_yokohama.html

<PCB Piezotronics, Inc.について>

PCB Piezotronics社は、1967年に米国ニューヨーク州バッファローで設立され、ダイナミックな圧力や荷重、振動を測定することが可能なクオーツ(水晶)圧電素子を用いた各種センサーの専業メーカーとしてスタートしました。その後さまざまなタイプの加速度計やロードセル、インパクト・ハンマー、トルクセンサー、マイクロホン、手腕振動計へとラインアップを拡げ、現在では高性能センサーの世界的ブランドです。
PCB社Webサイト:https://www.pcb.com/

<株式会社東陽テクニカについて>

東陽テクニカは、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新を推進しています。その事業分野は、脱炭素/エネルギー、先進モビリティ、情報通信、EMC、ソフトウェア開発、防衛、情報セキュリティ、ライフサイエンス、量子ソリューションなど多岐にわたり、クリーンエネルギーや自動運転の開発などトレンド分野への最新計測ソリューションの提供や、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力しています。新規事業投資やM&Aによる成長戦略のもと国内外事業を拡大し、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/

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