一般社団法人スポーツを止めるな(所在地:東京都新宿区、代表理事:伊藤華英、以下当社団)は、公益財団法人日本オリンピック委員会、横浜市とともに、2026年3月8日(日)の国際女性デーにあわせ、「国際女性デー記念1252ダイアログ」を、BankPark YOKOHAMA(神奈川県横浜市)にて開催しました。
本取組では、女性アスリートが競技を継続し、より活躍していく上で直面する課題を可視化するとともに、選手、学生、競技団体、行政など多様な立場の関係者が一堂に会し、「今、できること」を共有・議論しました。
イベントの様子はスポーツを止めるな公式YouTubeチャンネルで配信しています。
「国際女性デー記念 1252ダイアログ」アーカイブ動画をYouTubeで公開中
https://www.youtube.com/watch?v=QU9wHFEA1Hc

第1部では、主催者・共催者の開催のご挨拶後、柔道パリオリンピック金メダリストの角田夏実、日本パラリンピック委員会アスリート委員会委員長の網本麻里、産婦人科医の能瀬さやか、一般社団法人スポーツを止めるな共同代表理事の廣瀬俊朗が登壇してパネルディスカッションを実施。女性アスリートが直面するコンディション管理の課題や、スポーツ現場における理解の重要性、教育や医療との連携などについて、実体験や専門的な視点を交えながら意見が交わされました。
第2部では、横浜市の学生を対象に、女子学生アスリートのコンディショニングや身体理解をテーマとしたワークショップを実施しました。
当日の様子
●開会の挨拶
共催者挨拶 山中竹春 横浜市長

共催者挨拶 小谷実可子 JOC常務理事

ビデオメッセージ 橋本聖子 JOC会長
●第1部カンファレンス
パネルディスカッション「女性アスリート活躍のために、各立場で取り組んでいること」

司会 西岡孝洋

パネルディスカッションの様子

パネリスト 能瀬さやか

パネリスト 角田夏実

パネリスト 網本麻里

パネリスト 廣瀬俊朗
●第2部ワークショップ
パネルディスカッション「女性アスリート活躍のために、各立場で取り組んでいること」

講師 伊藤華英

真剣な表情で受講する学生

講師 最上紘太

講師 角田夏実

グループワークの発表

参加者と講師で記念撮影
登壇者コメント
■山中竹春(横浜市長)「女性アスリートがその才能を発揮し続けるためには、ライフステージに応じた健康への理解や環境整備が欠かせません。スポーツ界だけでなく社会全体で理解を深め、誰もが自分らしく挑戦を続けられる社会を築いていくことが大切です。『1252ダイアログ』が、横浜から全国、そして世界へとより良いスポーツ環境を広げる契機となることを期待しています」
■小谷実可子(JOC常務理事)
「アスリートのウェルビーイングを高め、安心して競技を続け、その後の人生も豊かに歩める環境を整えることが重要です。そのためには社会全体で取り組む必要があります。ミラノ・コルティナ大会で、日本でオリンピアンが中心となり女性アスリートの環境づくりに取り組んでいることを紹介すると、多くの国から関心と共感の声が寄せられました。本日の対話が、より良いスポーツ環境づくりにつながることを期待しています」
■角田夏実(2024年パリオリンピック柔道女子48kg級 金メダリスト)
「私自身、生理痛は“我慢するもの”だと思っていました。生理が来て体調が悪くなることも当たり前だと受け止めていましたが、本日のパネルディスカッションを通して、もっと発信していくことや、環境を変えていくことが必要だと感じました。生理についてポジティブに話せる環境が広がれば、この課題に向き合いやすくなるのではないかと思います」
■能瀬さやか(JOC アントラージュ専門部会部会員、JPC 女性スポーツ委員会委員長)
「アスリートの中には、生理に関する症状を我慢してしまう選手が多いのが現状です。しかし、月経対策はコンディショニングの一環として重要なものです。これはアスリートに限った問題ではなく、すべての女性の生活の質にも関わる課題であり、若い世代からの啓発や支援体制の整備が重要だと考えています」
■網本麻里(JPC アスリート委員会委員長)
「女性アスリートにとって月経はコンディションの一部ですが、実際には調整が難しい部分も多くあります。私自身もさまざまな方法を試しながら競技を続けていますが、自分の体を理解し、より良いコンディションでパフォーマンスを発揮できる環境をつくることが大切だと感じています」
■廣瀬俊朗(スポ止め 共同代表理事)
「1252プロジェクトの活動がここまで広がり、こうして多くの方々と対話できる場が生まれたことを大変うれしく思います。日本のこうした取り組みが、女性アスリートを取り巻く環境を変えるだけでなく、世界を変えるきっかけになっていくかもしれない。これからももっとこのプロジェクトを推進していきたいと思います」
■伊藤華英(スポ止め 代表理事)
「私たちスポーツを止めるなの取り組みの一つ「1252プロジェクト」では、女性アスリートのコンディションやパフォーマンスについて社会全体で理解を深めることを目指しています。これまで多くのアスリートが個人の問題として抱えてきた課題を社会全体で支えることもできるのではないかと考えています。環境は少しずつ前進していますが、まだ十分とは言えません。だからこそ、対話を通じて課題を見える化していくことが重要だと思っています」
■最上紘太(スポ止め 共同代表理事)
「フィギュアスケートのアンバー・グレン選手が、生理の影響で本来のパフォーマンスを発揮できなかったことを語り、大きな話題になりました。トップアスリートであっても直面するこの課題は、女性だけの問題ではなく、社会全体で考えていくべきテーマだと思います。『1252ダイアログ』が、様々な立場の方々が対話し、より良い環境づくりにつながるきっかけになればうれしく思います」
イベント概要
名称:国際女性デー記念 1252ダイアログ開催:2026年3月8日(日)13:00~17:00
会場:BankPark YOKOHAMA
主催:一般社団法人 スポーツを止めるな
共催 :公益財団法人 日本オリンピック委員会(JOC)、横浜市
後援:
一般社団法人 女性アスリート健康支援委員会
公益財団法人 日本スポーツ協会(JSPO)
公益財団法人 日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPSA /JPC)
独立行政法人 日本スポーツ振興センター(JSC)
※五十音順
登壇者:
伊藤華英(スポ止め 代表理事)
最上紘太(スポ止め 共同代表理事)
廣瀬俊朗(スポ止め 共同代表理事)
山中竹春(横浜市長)
小谷実可子(JOC常務理事)
角田夏実(2024年パリオリンピック 柔道女子48kg級 金メダリスト)
能瀬さやか(JOC アントラージュ専門部会部会員、JPC 女性スポーツ委員会委員長)
網本麻里(JPC アスリート委員会委員長)
西岡孝洋(アナウンサー)
「国際女性デー記念 1252ダイアログ」アーカイブ動画をYouTubeで公開中
https://www.youtube.com/watch?v=QU9wHFEA1Hc
「スポーツを止めるな」とは
2020年に立ち上がった学生アスリートの成長に寄り添う活動。有志の活動が後に一般社団法人化。スポーツを通じて若者が自立することを信じサポートを行っています。
「スポーツを止めるな」は、日本を代表するアスリートや専門家に賛同頂き、SNSを中心に活動を展開し、大きなムーブメントとなりました。その後、オンライン学習システムの開発や、教育機関との共同研究など活動の範囲を広げています。
生理×スポーツの教育/情報発信プロジェクト「1252プロジェクト」や、災害復興への想いを持ったアスリートと被災地をつなぐ中間支援「災害支援スポーツネットワーク」など、スポーツを通じて社会をより良くするため活動を推進しています。
「1252プロジェクト」は、国際オリンピック委員会(IOC)が実施した「イグナイト365」アワードにおいて、世界で選ばれた5つの革新的なスポーツ関連プロジェクトの一つとして表彰されました。アジアからは唯一の受賞となり、その取り組みは国際的にも高く評価されています。
「1252プロジェクト」とは
1年(52週)のうち、約12週は訪れる生理とそれに伴う体調の変化は、女子アスリートにとって避けては通れない問題です。「正しい情報がない」「相談する先がない」と感じる女子アスリートや、その指導者のみなさまに対し、必要な情報を楽しく学ぶためのオンライン発信や授業などの様々なプログラムを提供しています。
・1252プロジェクト紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw
・トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」
https://www.youtube.com/watch?v=bVYoDobYa9I
・1252プロジェクト公式インスタグラムアカウント
生理とスポーツの新しい教科書「1252Playbook」
https://www.instagram.com/1252project/
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