
生成AIやAI検索の普及により、企業の情報が「どこで・どう見られ、どう評価されるか」は大きく変化しています。ステージグループが直近6か月間(2025年7月~12月)のデータをもとに顧客500社を調査した結果、検索結果の表示回数や順位は維持されている一方、78%以上の企業でWebサイトのクリック率は低下していることが判明しました。
一方で、生成AI経由のアクセスは平均17%以上増加し、SNSやGoogleビジネスプロフィール(GBP)など複数接点の情報が整理されている企業ほど、検索・AI流入や申込率が向上する傾向も明らかになっています。本調査から、AI時代のマーケティングでは個別施策ではなく、情報の一貫性と全体設計が成果を左右することが示されました。
■ 自社調査(500社)で見えた主な変化
調査結果サマリー
調査概要
・調査対象:ステージグループ顧客企業 500社
・調査期間:2025年7月~2025年12月(直近6か月)
・調査方法:各種デジタル施策データおよびアクセス解析データの集計・分析、該当顧客へのアンケート
・比較対象:調査開始時点と6か月前のデータを比較
1.「検索に出ているのに、クリックされない」企業が増加
調査では、6か月前と比較してGoogle検索の表示回数や検索順位は大きく変わらない一方、78%以上の企業でWebサイトのクリック率が低下していることがわかりました。
これは、検索結果画面上でAIが要点をまとめて表示する機会が増え、Webサイトを開かなくても情報が得られるケースが増えているためと考えられます。
この傾向は外部調査でも示されており、
Pew Research Center(米国)の調査では、AIによる要約が表示された検索では、外部サイトがクリックされる割合が8%にとどまることが報告されています(AI要約がない場合は15%)。
2. 生成AI経由の流入が急増
自社調査では、生成AI経由のWebサイト流入が平均で17%以上増加している企業が多く確認されました。
一方で、日本国内の調査では、生成AIの回答を見てWebサイトを開かずに情報収集を完結させる人が約半数にのぼるという結果も報告されています(出典:国内AI利用実態調査/PR TIMES掲載)。
これは、生成AIの普及により
「AIの回答だけで満足する層」と
「AIの回答をきっかけに、信頼できる企業のサイトを確認する層」
にユーザーが分かれ始めていることを示しています。
そのため企業には、検索結果だけでなく、AI・SNS・Googleビジネスプロフィールなど複数の接点で、同じ内容・価値が伝わる状態を整えることが、これまで以上に重要になっています。
3. SNSや社名の広がりが、検索・AI評価に影響
調査では、SNSでの発信や、企業名・サービス名が他サイトやSNSで言及されること(※サイテーション)が増えた企業ほど、
・検索結果での表示回数増加
・企業名での検索(指名検索)増加
・検索順位の上昇
・AI検索での引用増加
といった好循環が生まれていることが確認されました。
※サイテーション:
他のWebサイトやSNSなどで、企業名・サービス名が言及されること(リンクがなくても影響する場合があります)
4. GBPの口コミが、検索・AI・申込成果に直結
特に大きな影響が見られたのが、Googleビジネスプロフィール(GBP)です。
口コミ評価が改善した企業では、
BtoB(法人向け)ビジネスを行う企業を含め、82%以上の企業で以下の変化が確認されました。
・検索やAI経由のアクセス増加
・サイトや企業に対する信頼感の向上
・問い合わせや申込み率の改善
外部調査でも、口コミへの返信や情報更新の有無が、利用意向や信頼度に影響することが示されており
(出典:BrightLocal「Local Consumer Review Survey」)、
GBPは「店舗向け」だけでなく、企業全体の信頼を示す重要な情報源になっています。
5. 採用ではSNSやAI検索の影響がより顕著に
採用分野では、70%以上の企業が「SNSの発信内容や生成AIなどの評価が応募や企業理解に影響している」と回答しました。
また求職者297名に対しての独自調査でも、『興味がある企業へのエントリーや面接前・後に、SNSや生成AI、Googleビジネスプロフィールの口コミを参考に企業調査をする』と回答した割合が76%を超えているという結果になっています。
求職者は、
・企業サイト
・SNS投稿
・口コミ・評判
・AIを利用した企業調査
を総合的に見て応募を判断しており、
情報の一貫性がない、もしくはそもそも情報が無い・少ない企業は不安を持たれやすい傾向が見られます。
■ なぜ従来型マーケティングでは成果が出にくくなったのか
AIや検索エンジンが複数の情報源を横断的に参照するようになった現在、こうした分断運用は企業評価の低下につながりやすくなっています。これまで多くの企業では、
・Webサイトは制作会社
・SNSは社内担当
・検索対策は別業者
・GBPは手つかず
といったように、施策が分断された状態で運用されてきました。
その結果、
・何が成果につながっているのかわからない
・改善の優先順位が決められない
・情報の内容や言い方がバラバラになる
といった課題が顕在化しています。
■ AI時代に企業が取るべき対応
調査結果から、今後のマーケティングで重要なのは次の3点です。・情報の一貫性
Web・SNS・GBP・動画で、同じ内容・価値が伝わっているか
・全体を見渡す可視化
どの接点が成果に影響しているかを把握
・優先順位を決めた改善
施策を増やすのではなく、順序を決めて整える
■ Buzzsol(バズソル)について
Buzzsolは、Webサイト、SNS、動画、検索対策、AI検索、GBPといった分断されがちな情報接点を横断的に分析・可視化する支援サービスです。
独自AIによる自動分析と、専門家による実行支援を組み合わせることで、
「何から手を付けるべきか」を明確にし、改善の実行まで一社完結で伴走します。
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ステージグループは今後も、AI普及に伴う情報接点の変化や、企業が直面する運用・人材課題に関する調査・発信を継続し、Buzzsolを通じて企業の集客・販促・採用など多様な成長課題の解決に貢献してまいります。
【本件に関するお問い合わせ先】
ステージグループ(株式会社バックステージ)
Buzzsol(バズソル)運営事務局
URL:https://www.buzzsol.com
TEL:0120-997-415
お問い合わせフォーム:https://www.buzzsol.com/contact/
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