辰野株式会社(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長:辰野光彦)は、辰野新大阪ビル(大阪市淀川区)において、リジェネラティブな価値を伝える環境再生型オフィスビルを目指し、共用部の大規模リニューアルに着手しました。
辰野新大阪ビルは、1988年3月の竣工以来初となる大規模リニューアルとなり、2025年12月中の竣工を目指しています。リニューアルにあたり、ビルの基本機能の拡充やデザインの機能拡充のほか、環境再生型オフィスビルの実現により、当社が目指すリジェネラティブな価値を伝える発信拠点となることを目指します。
■リニューアルのコンセプト
自然と描く未来のカタチ~自然体で働く未来を育む次世代オフィス~
「働く」という日常の行為が、自然の循環とつながり、人も場所も再生していく。
ReTerraは、そんな“リジェネラティブな働き方”を体現する拠点を目指します。
■リニューアルのメニュー
1.自然のぬくもりや緑の潤いを感じる自然豊かなオフィス空間1階エントランスにはモニュメントとなる自然素材と人工素材を組み合わせたアップサイクルなアートウォール(擬岩)を設置するほか、各階共用部には、木のぬくもりや緑の潤いを感じられるサインや屋内緑化をふんだんに設け、身近に自然を感じられるビルを目指します。

1階エントランス付近デザイン:アートウォール(擬岩)は能勢山の本物の岩や流木を組み合わせたアップサイクルなアートとして設置し、リジェネラティブなビルの起源を表現しています。(イメージ)
2.ビル入居者だけでなく街に開かれた緑あふれる外構空間
1階外構部には、都会に居ながら身近に自然を感じられる緑あふれる空間を設けます。壁面緑化やビオトープを設けるほか、ビル内で出た生ごみを肥料として資源循環し、土を蘇らせる仕組みを取り入れるなど、ビル入居者だけでなく近隣にお住いの皆さまを含め、誰もが自然に触れ、その良さや快適さを感じられる街に開かれた空間を目指します。

緑豊かな外構空間は人が滞留できる空間となっており、リジェネラティブな価値を発信する場所を目指します。(イメージ)

壁面緑化と成長を楽しめる”緑のカーテン”を設置します。 (イメージ)

ビオトープで水や風の音など自然を感じられる空間を再現します。(イメージ)
3.自然に優しい取組を随所にちりばめ、リジェネラティブな価値を積極的に発信
今回のリニューアルに伴い、ビル共用部の随所に自然に優しい素材や自然循環の仕組みを取り入れ、ビル全体でリジェネラティブな価値を伝える環境再生型オフィスビルへ生まれ変わります。

循環エネルギー
雨水の利用や太陽光発電による循環エネルギーの活用

内装材選定
CO2削減素材NUNOUSを 積極的に活用

DBJ認証
環境認証制度DBJ認証の 取得を予定

破材等の再利用
当社と縁のある能勢の山林から出た破材を再利用
■新ビル名称:ReTerra(リテラ)に込めた想い
新ビル名称「ReTerra(リテラ)」は、これからの社会のあり方を示す重要な概念である「リジェネラティブ(Regenerative)」、そして「再生(Re)」という2つの意味を持つ【Re】と、「地球、大地」を意味するラテン語の【Terra】を組み合わせた造語です。これまでの「環境に良い」は負荷を減らすことでしたが、単にマイナスをゼロにするのではなく、「ReTerra」での事業活動を通じて、地球をより良い状態に「再生=リジェネレート」していくことを目指す、当社の揺るぎないビジョンを表しています。

※新名称「Reterra」は商標出願中のため変更になる可能性があります。
■建物概要

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