一般社団法人くまもと海のミライは、11月30日（日）に人気漫画「放課後ていぼう日誌」（秋田書店刊）とコラボレーションし、釣りとごみ拾いを楽しむイベント第2回芦北ていぼう釣り体験！海をきれいにエコアクションを開催いたしました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・日程 2025年11月30日（日）・開催場所 熊本県芦北町
・参加組数 100組（事前予約制）
・後援 芦北町、芦北町観光協会
人気漫画の聖地「芦北町」！ 釣り体験とごみ拾いを通して大切な海を守ろう！
熊本県芦北町は人気漫画「放課後ていぼう日誌」の舞台。イベント会場となった計石漁港は実際に漫画にも登場した聖地として知られており、釣り体験とごみ拾いの事前予約枠100組は開催日の2週間前には満枠となりました。当日は東京や広島からも参加者があり、人気漫画の世界観に浸りながら登場人物になった気分で計石漁港の岸壁から釣り体験を楽しんだ後、漁港の周辺をごみを拾いました。拾ったごみは空き缶やペットボトル、レジ袋などたくさん。海から流れ着いたものと思われるものもありました。またその後は周辺マップに拾ったごみの種類別に色分けしたシールを貼って、どんなごみがどこに落ちていたかを可視化するごみマップの作成にも取り組みました。こうした活動から釣りをした時にはごみを残さない、落ちていたごみを拾うという行動につながることを目的としています。またこのイベントのスタッフには地元芦北高校の生徒も参加し、大切な海を守るための活動を後押ししてくれています。
参加者にはイベント限定グッズをプレゼント！これからもごみ拾いの意識を持ち続けて
このイベントに参加した人には「放課後ていぼう日誌」コラボのキャンバスポーチとオリジナルステッカーをプレゼントしました。キャンバスポーチは釣りをする際に小さな仕掛けを入れるのに適したサイズとなっています。使用したイラストは海と日本プロジェクトのために作者の小坂泰之さんが描き下ろした新イラストです。このグッズを目にしたときには、この活動の事を思い出してごみを拾う意識を持ち続けてほしいとの願いを込めています。
人気芸人とにかく明るい安村さんが登場！「ごみは持ち帰って」
このイベントには人気芸人のとにかく明るい安村さんも登場し、海を守る活動の大切さを来場者に発信しました。安村さんはおなじみとなった全裸に見えるポーズを数多く披露し、会場を盛り上げました。またトークショーでは自らを「とにかく海を大切にする安村」とアピール。「ごみはポイ捨てせずに持ち帰りましょう」と呼びかけました。また「ごみを拾う全裸ポーズ」を披露する場面もあり、とにかく明るく自分たちが海のためにできることをしようと呼びかけました。
参加者のアンケート結果
このイベントに参加した人のアンケートの結果から、釣りの経験が『ある』と回答した人の全員が『釣りの際に落ちているごみを見かけたことがある』と回答しています。特に多かったのがペットボトル、レジ袋、発泡スチロール、缶・ビンなどでした。こうした内容は今回作成したごみマップからも読み取ることが出来そうです。また参加した全員が『釣り人がごみ拾いをすることが海ごみを減らすことに効果がある』としていて、このうち96％がイベント参加を通して『ごみ拾いの意識が高まった』と回答しています。
＜団体概要＞
団体名称：一般社団法人くまもと海のミライ
URL：https://kumamoto.uminohi.jp/
活動内容：一般社団法人くまもと海のミライは海と日本プロジェクトinくまもとの事務局として、熊本県の海の魅力を伝え海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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