
オープンダイアローグはフィンランドのケロプダス病院の「クライアントのことを、クライアントのいない場では話さない」というシンプルなルールから始まった精神科治療の方法の一つを元にした対話の実践で、安心・安全な場であり、対等で水平な関係の対話を目指しています。
埼玉県NPO基金からの助成金を活用させていただき、精神科医でオープンダイアローグトレーナーの森川すいめいさんをお招きしての研修会を下記の通り開催します。
今回の研修は地域に対話の志向を広めていくことを目的とし、現在、対人支援に従事している方への研修とさせて頂きます。
研修概要
感じるオープンダイアローグ研修会 ー地域で活かせる対話のエッセンスー
https://revalu.life/news/20260201/
日 時:2026年2月1日(日)13時30分~16時30分
受付開始13時15分より
会 場:ふじみ野市立 ステラ・イースト ミーティングルームC
(356-0011 埼玉県ふじみ野市福岡1-1-8)
定 員:20名(先着順となります)原則キャンセル不可
会 費:1,200円
参加資格:現在、対人支援業務に従事していて、オープンダイアローグを自主的に学びたい方。
申込締切:2026年1月30日(金)
講 師:森川すいめいさん

撮影:鈴木江実子
【経歴】 1973年、東京都豊島区要町生まれ。精神科医。鍼灸師。オープンダイアローグトレーナ。2003年にホームレス状態にあるひとを支援する団体 「TENOHASI(てのはし)を立ち上げ現在も支援活動を続ける。 現在は、東京都豊島区にある「ゆうりんクリニック」に勤務。 著書に、障がいをもつホームレス者の現実『漂流老人ホームレス社会』(朝日文庫、2015)、自殺希少地域での旅の記録『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』(青土社、2016)、オープンダイアローグの心が癒されるプロセス『感じるオープンダイアローグ』(講談社現代新書、2021)、オープンダイアローグ実践案『オープンダイアローグ私たちはこうしている』(医学書院、2021)等がある。

この事業は、令和7年度埼玉県NPO基金の助成(応援:埼玉県浦和競馬組合 社会貢献活動)により実施しています。
参加申込み
特定非営利活動法人リバリューライフ
現代社会において「当たり前」や「普通」といわれることに、合わせるや実行するがうまくいかない人が沢山います。それは例えば障害者や女性、子ども、高齢者、生活困窮者、引きこもりなどにカテゴライズされていますが、私たちの周りを見回すと小さいことでも「当たり前」や「普通」に合わせるや実行するが実はうまくいかなく、傷ついている人が沢山います。
そういった人の多くは「当たり前」や「普通」を求められる場から排除され、その存在が社会的に低められています。これまで、社会から排除され、その存在価値を低められた人々は支援の対象者として扱われ、中には 「当たり前」や「普通」に適合するよう訓練を受ける対象者ともなっています。
支援や訓練対象者となると、そこには「支援・訓練をする側」と「支援・訓練を受ける側」という明らかな従属性を持つ関係性が否応なしに構築されます。
そして、その従属的な関係が、その人が持っていた力をそぎ落とし、その人自身が持っている価値を見失う結果となっていると考えます。 人を社会に合わせるのではなく、社会が人に合わせて変われる力を持つことが大事だと思います。
私たちは「当たり前」や「普通」という言葉に惑わされず、全ての人々が元々持っている力を見つめ直し、それらの力を組み合わせることにより、新たな価値を創造するための取組としての活動・共同創造(Co-production)の活動を続けています。
お問合せ:https://revalu.life

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