厚生労働省「業務改善助成金」を活用し調理ロボット「I-Robo 2」を導入 - PR TIMES|RBB TODAY
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厚生労働省「業務改善助成金」を活用し調理ロボット「I-Robo 2」を導入

~年間約480万円のオペレーション改善効果で、持続可能な店舗運営モデルを実現~

PRESS RELEASE
報道関係者各位


2025年12月3日
TechMagic株式会社

ロボット技術で“おいしい”体験を革新するTechMagic株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:白木裕士、以下 「テックマジック」)は、株式会社リ・ライフ(本社:大阪府箕面市、代表取締役社長:稲見育大、以下「リ・ライフ」)の運営する「四川担々麺と大阪エアポートビール Lei can ting(リーツァンティン) 大阪国際空港店」(大阪府豊中市)に炒め調理ロボット「I-Robo 2」が導入されたことをお知らせいたします。

四川担々麺と大阪エアポートビール Lei can ting(リーツァンティン) 大阪国際空港店

リ・ライフ社は、「浪曼路」「Lei can ting」など、中華をベースにしたブランドを展開し、「手仕込み・手調理・手渡し」のスタイルを大切にしてきました。

■導入の経緯:


▲リ・ライフ代表取締役社長:稲見育大氏

コロナ禍では外食需要の落ち込みにより、店舗撤退や社員の仕事減少など厳しい状況に直面しましたが、その後の需要回復局面では、パート・アルバイトの育成が追いつかない一方で客数が増加し、社員の負担が大きくなるという新たな課題が生まれました。

リ・ライフ社では、熟練の職人が多く活躍しており、当初はテクノロジーの活用に対して一定の抵抗感がありました。しかし、会社としての方向性や価値観を丁寧に共有し、「このままではコロナ禍からの本格的な脱却も、新たな食のシーンの創出も、収益構造の転換も実現できない」という強い危機感と決意のもと、オペレーション効率化とDX推進の一環として「I-Robo 2」の導入を決断しました。

■業務改善助成金の活用:
導入にあたっては、厚生労働省の「業務改善助成金」を活用することで、初期投資の負担を軽減。単なるコスト削減にとどまらず、「I-Robo 2」によって調理オペレーションの安定化を図ることで、長時間労働が常態化していた現場に余裕が生まれ、休暇取得やシフト調整の柔軟性向上など、従業員の働きやすさの改善にもつながっています。


■導入効果:
現場
・大阪・関西万博の影響やインバウンド増加の影響で今夏には来客数が1万人を超え、日次 10回転という飲食店としては”ほぼ上限”といえる水準を達成しました。これまでなら現場の疲弊につながるレベルですが、「I-Robo 2」の導入によって調理オペレーションを安定化させたことで、増加した客数にも無理なく対応できました。
・休暇取得やシフト調整のしやすさといった働きやすさの改善にも直結しました。
・現場の店長が店舗のオペレーションから多少解放され、経営にリソースをかけられるようになった。

経営
・経営面においても大きな効果が現れており、導入後は社員1人あたりの月間労働時間が約20時間削減。
・年間では約480万円の人件費圧縮効果が見込まれています。

■提供メニューと今後の展望:
今回導入された調理ロボット「I-Robo 2」は、メニューの一部である「炒飯」や「麻婆豆腐」などを調理し、今後は対応メニューの拡充も予定されています。これにより、スタッフの業務負担を軽減するとともに、安定した味の品質とスピーディな提供の実現をサポートいたします。なお、「I-Robo 2」の空港内飲食店舗への導入は、今回が初の事例となります。


エビのチリソース 1,600円(税込)


上海炒め焼きそば 1,400円(税込)


店舗情報

店舗名:四川担々麺と大阪エアポートビール Lei can ting 大阪国際空港店
所在地:大阪府豊中市蛍池西町3-555 大阪国際空港中央棟3F
アクセス :大阪モノレール線 大阪空港駅 徒歩2分
営業時間:10:30~22:00(ラストオーダー 21:00)
電話番号:06-4867-3285


炒め調理ロボット「I-Robo 2」
テックマジックが開発した調理ロボットI-Robo は、攪拌、加熱、調理後の鍋の洗浄といった一連の動作を自動化することができるロボットで、炒飯・野菜炒めなど、熟練の職人のレシピを自動で再現します。自動調理においては、メニューに応じて、加熱温度、加熱時間、鍋の回転スピード、回転方向を柔軟且つ適切に調整できます。I-Roboの導入により、人手不足の課題に対し省人化を推進し、人がより付加価値の高い業務に集中できる環境を目指します。
「I-Robo 2」は更にサイズがコンパクトになり、洗浄性やタッチパネルの操作性が向上した進化版モデルになります。また、ご要望に合わせて安全ガードや循環フードなどのオプションも追加可能となり、多様化するクライアント様のニーズに合わせ、カスタマイズの幅が更に広がっています。




▲炒め調理ロボット I-Robo 2: 調理と洗浄を自動化





株式会社リ・ライフは、大阪府箕面市に本部を置き、「チャイナダイニン 浪曼路」「Lei can ting」などの飲食店経営を中心に、食品卸・通販・介護給食事業を展開する企業です。

「お客様の喜ぶ顔が見たい」という創業以来の想いのもと、おいしい料理とお酒はもちろん、地域活動にも積極的に取り組み、地域の皆さまに“至福の時間”を提供することを目指しています。
リ・ライフ公式サイト: https://re-life.jp/




■TechMagic株式会社 会社概要

社名: TechMagic株式会社
本社: 東京都江東区青海2‐5‐10 テレコムセンタービル西棟19階
設立: 2018年2月1日
代表者: 代表取締役社長 白木 裕士
URL: https://techmagic.co.jp/

テックマジックは、2018年2月に設立。「サイエンスとテクノロジーの力で人類が創造的に生きる世界を実現する」をパーパスに掲げ、食を取り巻く多くの企業が直面する人手不足を解消し、人がより付加価値の高い業務に従事し、生産性の高い社会を実現するために、最新のAIやロボット技術を高度に融合した各種プロダクトの企画、設計、販売、保守を行っています。


■TechMagic株式会社 事業内容
1. 調理ロボット事業
主に大手飲食チェーン店の厨房内における一連の調理工程を、ハードウェアとソフトウェア両方の技術を高度に融合して自動化します。料理の味やおもてなし品質はそのままに、調理工程に付随する人件費を抑制し店舗生産性を高めます。業務軽減でなく、スタッフ一人単位の省人化を既存店舗でも導入可能なコンパクト且つ高効率なプロダクトで実現。顧客の用途に応じ、幅広い調理方法・提供プロセスに対応します。

2. 業務ロボット事業
食品工場やセントラルキッチンで行われる、不定形食品の定量盛り付け、秤量、積付や洗浄後の食器仕分けなどの単純作業を知能ロボットによって自動化します。これにより、業務軽減と労務費用の削減だけでなく、施設業務全体のスループットを最大化し、生産性向上に貢献します。


■本件に関するお問い合わせ
TechMagic株式会社 広報
pr@techmagic.co.jp


■公式SNS
X(旧Twitter):https://twitter.com/TechMagicInc
Facebook: https://www.facebook.com/TechMagicKK/
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCcrCZ7ZjIGi2Rsk5wnP2ygw

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