当社の主力プロダクトの1つで、大手デベロッパー様やゼネコン様を中心に好評頂いている「検図照査AI」のデモ動画を公開いたしましたのでお知らせいたします。
1. 「検図照査AI」の概要
「検図照査AI」は、2DやBIMの図面をアップロードするだけで、AIが事前に設定された照査項目に基づいて自動的に図面をチェックし、適合・不適合を判定するカスタマズ型AI SaaSです。
判定結果は図面上にハイライト表示され、判断根拠もコメントとして可視化されるため、チェック内容の妥当性を即座に確認できます。
https://www.youtube.com/watch?v=6Gl9G6gVB4o
【解決する課題】
建設業界における検図・照査業務は、設計図面や施工図面が法令や社内基準に適合しているかを確認する、デベロッパー様やゼネコン様等、発注者側・施工者両社に必要な品質管理の根幹を担う重要な業務です。しかしながら、この業務は以下のような課題を抱えています。
- 膨大なチェック項目と工数法規制、社内作図ルール、発注者の仕様書などの複雑な要件に対し、複数の図面(意匠図・構造図・設備図など)の整合性を確認する作業には1物件で数日~数週間を要することも珍しくありません。
- 属人性とヒューマンエラーのリスク検図照査には高度な専門知識と経験が必要とされる一方で、担当者ごとの理解度や注意力に依存する属人性が強く、見落としや解釈ミスといったヒューマンエラーのリスクが常に存在します。
- 高齢化と人手不足ベテラン技術者の暗黙知に依存する部分が多く、高齢化と人手不足が深刻。新人採用・育成も簡単ではありません。
【ご利用方法】
1. PDF、CAD、BIMの図面をそのままアップロード
現在お使いの既存の図面フォーマットをそのまま活用できます。

PDFやCAD、BIMの様々な形式に対応
2. 貴社向けにカスタマイズした照査項目毎の整合性チェックがすぐに完了 (30-90秒程度)
事前に設定された照査項目に基づき、AIが自動的に適合・不適合を判定。照査結果は一覧表示され、各照査結果に関しては、AIがどの箇所を読み取って判断したのかを図面上にハイライト表示。PDFへの出力も可能です。

判断根拠を図面上にハイライト表示
【AI技術の強み】
- 複数図面の横断チェックが可能平面図・立面図・建具表など、複数の図面を参照して判断が必要な項目にも対応。AIが総合的に判断し、整合性を自動で照査します。
- 照査項目の貴社向けカスタマイズが可能
建築基準法、消防法、省エネ基準、各種条例などの法規チェックに加えて、貴社独自の設計基準も照査項目に加えることで、現在の業務をそのまま置き換えることが可能
【カスタマイズ導入の流れ】
「検図照査AI」のカスタマイズ導入は、下記の3ステップで進めさせて頂きます。
1. 無料ヒアリング・簡易検証: 貴社のご状況に合わせてどのような「検図照査AI」を実装可能かご提案いたします。
2. 貴社向けAIカスタマイズ: 貴社の図面や検図照査ルールを学習し、貴社の業務を「そのまま置き換えられる」形まで機能強化いたします
3. AIアプリの運用(SaaS): 月額で費用を頂戴し、継続的に基盤モデルの精度改善をいたします

少しでもご関心を持って頂けた顧客企業様がいらっしゃれば、こちらからご連絡頂ければ幸いです。
3.(ご参考) 株式会社KK Generation (KKG) の概要
株式会社KK Generationは、日本の建設業界の設計・見積業務を効率化するべくChatGPTには出来ない図面認識・生成AIモデルを開発し、下記4プロダクトをカスタマイズ型SaaSとしてご提供しています。
・積算AI:各種数量拾い・見積書作成を自動化 (参考記事)
・検図照査AI: 図面の整合性や適合性を自動チェック
・図面検索AI:欲しい図面・関連情報を瞬時に特定 (参考記事)
・図面生成AI(2D/BIM):2D: ボリュームチェックを自動化 / BIM: 2D図面からBIMを自動生成
ご支援に向けたお打合せや採用応募等の御問合せは、こちらまでご連絡頂ければ幸いです。
株式会社KK Generation (KKG)
代表取締役
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